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自森人-自由の森学園の人-の読書ブログ
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『華氏451度』
物語の舞台は、焚書が行われ、日常的に戦争が行われている近未来の世界。多くの人はテレビやラジオなどの感覚的なメディアに入り浸り、何も考えずに日々を過ごしています。そして禁止された本などには見向きもしませんでした。主人公ガイ・モンターグは、ファイアマンとして本を燃やすことを仕事としています。ですが、クラリスという感受性豊かな人と出会い、自分の仕事の意味を疑い始めます。そして、それを裏切りととられ・・・

SF小説。

華氏451度というのは紙が自然発火する温度。

『華氏451度』の中でレイ・ブラッドベリは本というものの素晴らしさと必要性を謳いあげています。文化を継承する道具として本というものは大切だよなぁ、と感じます。

感覚的なメディアが世界を均一化し、全ての人間の思考・思想を一色に染め上げていくことは容易に予想できますが、それに対してどのように向き合えば良いのか考えることは非常に難しいです。自分もまたテレビやラジオに入り浸っている人間の一人でもあるからです。インターネットが生まれたために状況はさらに複雑になっています。本当にどうすれば良いのだろう・・・

レイ・ブラッドベリの小説は基本的にファンタジックです。詩的で感傷的で、読みづらいのだけど、読めば読むほど引き込まれていきます。バックにはいつでも暗闇があり、それでいて色彩豊か。もう本当に良いです。


今日読んだ本
レイ・ブラッドベリ『華氏451度』

今読んでいる本
G.ガルシア=マルケス『百年の孤独』
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