自森人-自由の森学園の人-の読書ブログ
中国思想に関する本。編者たちは、とくに老荘思想・仏教・道教を問題にしながら、春秋時代から清代までをたどっていきます。入門書的な位置付けなのかもしれませんが、逆に、視野が非常に広くて、一点に凝り固まることがなく、面白いです。多くの思想が、誤解されながら、徐々に広がっていく様子が伝わってきます。
中国思想の解説書。
思想は単純に発展していくわけではない、ということが、よくわかります。人から人に伝わる時、変容していくのです。時には絶えます。そして、解釈が一つの思想を分断していくこともあります。別の思想や、権力に利用されることもあります。
その思想の変遷は、発展であると考えることはできない気がします。単なる変遷です。
『荘子』の思想は面白いです。根本には言葉に対する不信があります。そして、言葉を用いて世界を分節していては心理をつかむことができない、だから、世界を一つのものとして受け入れていき、直観的に真理を悟るべきだ、と主張していきます。そういった思想は、昨今のポスト構造主義と呼ばれている思想家たちの思想につながる気がします。
デリダを思い浮かべました。
世界思想社。
読んだ本
森三樹三郎(編集)『中国思想を学ぶ人のために』
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