自森人-自由の森学園の人-の読書ブログ
『白洲次郎』は、白洲次郎という人を特集した本。
白洲次郎はどんな人か、というと。
日本生まれながら、若い頃イギリスのケンブリッジ大学に留学。ジェントルマンとしての教養を身につけました。180センチを越す長身、端整な顔立ち等から社交界のアイドルのような存在となります。
第二次世界大戦中は、隠遁。密かに吉田茂を中心とした反戦グループと連絡をとりあい、終戦を待っていました。
戦後、吉田茂と懇意だったことから、終戦連絡中央事務局の参与となり、GHQ占領軍との交渉に当たりました。イギリスで学んだ流暢な英語をもちいてアメリカの一方的な要求をはねつけたて対話を行おうとしたため、「従順ならざる唯一の日本人」といわれました。
サンフランシスコ講和会議のときは、直前になって吉田茂の受諾演説を英語から日本語に書き直しています。
そして、占領から2年後政界を去り、その後は実業家として活躍します。
また、一方で「オイリー・ボーイ(オイルまみれの車好き)」といわれるほどの車好きでもありました。トヨタ・ソアラ開発時にはアドバイスをしたりもしています。
とてもかっこ良い人だなぁと思いました。颯爽としている、というのはこういうことを言うのかなぁ・・・
今日読んだ本
白洲正子、辻井喬、宮沢喜一、青柳恵介、朝吹登水子、中村政則、三宅一生『白洲次郎』(再読)
今読んでいる本
田下敬子『原色の女 もうひとつの『智恵子抄』』
積ん読
『世界』編集部『保守政治家は憂える―自民党リーダーたちとの対話』
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