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自森人-自由の森学園の人-の読書ブログ
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★★★

作:  木下順二
絵:  清水崑
出版社: 岩波書店

  小さい頃、けっこうたくさんの絵本を読んでもらったはずなのですが、今ではあまり覚えていません。記憶は曖昧で頼りになりません。絵本の感想書こうとする時に、読み直して始めて、あーそういえばそういうはなしだったけかなぁ、と思い出します。

  だけどこの『かにむかし』だけは、妙によく覚えていました。柿の下にいるカニとサルの絵が、表紙に描いてあるのもくっきり覚えていたし、あの理不尽なストーリーもしっかりと覚えていました。なんというかとても不思議です。どうしてこの絵本だけは覚えているのだろう・・・ 繰り返し読んで貰ったのかなぁ、そんなことはないような気がするんだけど。

  あらすじは『さるかに合戦』と同じです。

  拾った柿のたねをまいたカニ。「はよう芽をだせ、かきのたね」と言いながら育てていたら、いっぱい柿ができました。すると、そこへ意地悪なサルがやってきて、木にするすると登ると美味しいやつをもいでいきます。カニは、自分にもくれというのですが、サルに投げつけられた渋柿に潰され、死んでしまいました・・・

  親をつぶされたカニの子供たちは怒りました。栗や蜂、臼に、はぜ棒と牛のうんちといったものたちを味方につけて、サルのところへ仕返しに行きます・・・

  なぜか、とても鮮明に覚えているなぁ、絵まで。


自森人読書 かにむかし
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