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自森人-自由の森学園の人-の読書ブログ
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著者:  山田悠介
出版社: 文芸社

  話題沸騰の作品、だったのかなぁ。文章のあまりの酷さに、非難囂々の作品です。

  1ページにつき、1つは日本語としておかしな表記があります。わざとやっているか、もしくは気が狂っているとしか思えないほどです。とても列挙しきれません。「二人が向かった先は地元で有名なスーパーに足を踏み入れた」 「騒々しく騒いでいる」 「最後の大きな大会では見事全国大会に優勝」 「三人は分かち合うように抱き合った」「永遠と続く赤いじゅうたん」「人々の間とともに長く受け継がれていく」「まだ成人を迎えていない幼き少女」「そう遠くなく、近いようだ」「十四年間の間」「うっすらと人影がかすかに現れた」・・・

  設定も意味不明です。西暦3000年のはずなのに、ちゃぶ台やら、新幹線やらコンビニやらが出てくるのです。しかも、展開も意味不明。とげとげしい対立を繰り広げているはずの親子が一瞬で和解してしまうのです。物語として成立していません。これをギャグで書いているというのならそれなりに笑えるけど、著者はまじめに書いるらしいから頭を抱えたくなります。

  「こんなものは、小説として認めない!」と書いている人をネットなどでよく見かけますが、僕もほぼ同感です。これが若者に受ける、というのはどういうことなのか。

  僕は、『レンタル・チルドレン』を読んで山田悠介を知りました。たいして面白くないホラーっぽい感じのお話だったと思います。そして、その後話題になったので『リアル鬼ごっこ』を読み、山田悠介の作品はこれきりにしよう、と決意しました。というわけなので、多分読書日記に再び「山田悠介」の4文字が登場することはない、と思います・・・

  『リアル鬼ごっこ』批判を飛び越えて、山田悠介否定になってしまった・・・


自森人読書 リアル鬼ごっこ
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