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自森人-自由の森学園の人-の読書ブログ
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★★★

著者:  海音寺潮五郎、司馬遼太郎
出版社: 講談社

  海音寺潮五郎、司馬遼太郎の対談。

  「日本歴史」という言葉、聞いたことありません(今だったら「日本の歴史」か「日本史」になるのではないか)。古い本なんだなぁ、と感じさせられます。中身はけっこう面白いです。海音寺潮五郎、司馬遼太郎2人の博覧強記ぶりがよく分かります。よくそこまで話がつながっていくなぁ・・・

  主に、江戸・明治維新のことが話されています。

  天皇制の分析などは面白いです。もともとの天皇制は、土俗的な神聖視(天皇も、お稲荷さんみたいもの)だったのに、そこにプロシャの皇帝を当てはめたから、人工的でよく分からないものになってしまった、と司馬遼太郎は考えているそうです。

  「勝海舟はでかい男だったんだろうね」と両人が言いまくるのですが、僕も納得です。当時、明治新政府の中で、「日本・中国・朝鮮三国が連携することで西洋列強に対抗しよう」と言っていたのは勝海舟くらいでした。他の人たちはみな朝鮮を石ころにように扱い、日本が奪うべき弱国と看做していました。最終的には、多数派の意見が通り日本は朝鮮に乗り出していってそして中国、ロシア(ソ連)と敵対、泥沼の戦争へと突き進むわけですが、全ては失敗しました。勝海舟の先見の明がよく分かります。

  国民が健忘症では議会制民主主義は決してよくならない、という意見にも同感。汚職などで失脚した人物が、ほとぼりが醒めるとまたもや復活するというのはどういうことなんだろうか・・・ 摩訶不思議です。どうにかならないものなのか。


自森人読書 日本歴史を点検する
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