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自森人-自由の森学園の人-の読書ブログ
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★★★★

著者:  二宮清純
出版社: 講談社

  僕は野球が嫌いじゃありません。そして、二宮清純という人の文章も嫌いじゃないので、とても楽しめました。感情論ではなくて、論理の組み立てによって野球はできているんだ、ということを伝えてくれるのでとても読み応えがあります。登場するのは、松井秀喜(打者)、イチロー(打者)、前田智徳(打者)、松坂大輔(投手)、野茂英雄(投手・引退)、城島健司(捕手)といった人たち。

  打者は、2ストライクに追い込まれると極端に打率が低くなるそうです。追い詰められるとどうしても焦ってしまうのです。そこを投手は利用するそうです。そうなんだ、と納得しました。読んでいると、それぞれの選手が何を考えてボールを投げ、何を考えてバットを振っているのか、ということが良くわかります。テレビ画面をただ見ているだけでは分からない複雑な駆け引きというのがちょっとだけ見えてきます。う~ん面白いなぁ。

  日本人の優秀な選手たちはみなアメリカに行ってしまうんだなぁ・・・ 作中に登場する人たちのほとんどが今ではアメリカでプレーしています。松井秀喜(打者・現在メジャーリーグ)、イチロー(打者・現在メジャーリーグ)、前田智徳(打者・広島(日本))、松坂大輔(投手・現在メジャーリーグ)、野茂英雄(投手・引退したけどもちろんメジャーリーガーだった)、城島健司(捕手現在メジャーリーグ)。

  1度読んでみると野球がもっと楽しめると思います。ただし、野球に全然関心が無い人にとっては読むのは苦痛かもしれないなぁ・・・

  僕は良いなぁ、面白いなぁ、と思いました。ただし野球の本ってすぐに古くなっちゃうから。すぐに球界の状況は変わっちゃうんだよなぁ・・・ 新しいのが早く読みたいです。


自森人読書 最強のプロ野球論
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