自森人-自由の森学園の人-の読書ブログ
『『はらぺこあおむし』と学習権』は、大田堯が、教育基本法改定を受け、教育を再考していくときにどうすれば良いのかということを語ったもの。鮮やかです。全く無味乾燥ではありません。力強いイメージと、明快なキーワードが溢れています。冒頭で、まず『はらぺこあおむし』が紹介されます。そして、自己創出力という言葉に繋げられていきます。
ブックレット。
人間は機械ではないから、自分で自分をかえていくことができます。それが自己創出力です。学習権はその自己創出力に根ざしているのだという指摘は、非常に面白いです。教育は洗脳であるというような短絡的な考え方があるけれど、そうではないのだということを示してくれるところが良いです。
国家のための教育ではなく、1人ひとりの人間のための教育を追及するためにはどうすれば良いのかということを考えるとき、大切になってくる考え方とキーワードが溢れています。それが、堅い文章ではなく、絵の具のような文章で書かれています。
ブックレットだからコンパクトですぐに読めるし、本当に良いです。
読んだ本
大田堯『『はらぺこあおむし』と学習権―教育基本法の改定に思う』(再読)
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