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自森人-自由の森学園の人-の読書ブログ
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『さよならダイノサウルス』
ブランドン・サッカレー(ブランディ)と、マイルズ・ジョーダン教授(クリックス)は恐竜が滅びた理由を探るため、6500万年前にタイムスリップします。ですが、2人はテスという一人の女性を巡って争っている最中でした。そのため、彼らは恐竜と出会うのですが、なかなか協調できません。そうして2人がいがみ合っているうちに恐竜の体内からは青いゼリーのようなものがでてきて、しかも恐竜が喋りだし・・・ というようなことが書いてある文書をブランドンは発見し、困惑するのですが・・・

優れたSFミステリ。

恐竜が滅びた理由、恐竜が巨大でも大丈夫な理由などなどが次々と解明されます。それらの真相はまったくもって奇想天外というしかなく、SFとして非常に面白いです。

しかも、タイムマシン、恐竜、異星人などなどがてんこもり。それなのに、古臭さ/安っぽさは感じられません。様々な謎が散りばめられているためか、読み進めることができます。

物語は伏線だらけ。むしろ、伏線だけといってもよく、もう少し深みが欲しい気がしないでもないです。まぁこれくらいさっくりとしているからこそ読みやすいのか。


読んだ本
ロバート・J・ソウヤー『さよならダイノサウルス』

読んでいる最中
神林長平『アンブロークンアロー 戦闘妖精・雪風』
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