自森人-自由の森学園の人-の読書ブログ
オイディプスがテーバイの王となった途端にテーバイは不作や厄病に襲われます。彼は、先王ラーイオスを殺した犯人を罰すれば災いは去る、という神託を受け、犯人を捜そうとします。ですが、自分こそが真犯人であることを発覚。さらに実母イオカステと交わって子を儲けていたことを自覚し、悲嘆に暮れ・・・
ギリシア悲劇の代表格。
基本的に明快。様々な登場人物が立ちかわり登場しますが、それほど多くもないし、物語自体も短いので読みやすいです。
運命に翻弄され、全てが神託の通りにすすみ、父を殺し、母を犯すことになるオイディプスの物語。後世の学者・文学に多大な影響を与えたそうです。たとえばフロイトは、オイディプスこそ人間の根本的な願望を果たした人間なのではないか、と推測したそうです(そこからエディプス・コンプレックスという言葉が生まれた)。なんとも嘘くさい気がします。フロイトは性的願望で多くのことを説明していくし・・・
岩波書店(藤沢令夫訳)。
今日読んだ本
ソポクレス『オイディプス王』
今読んでいる本
神林長平『グッドラック-戦闘妖精・雪風』
クリストファー・プリースト『限りなき夏』
マイク・レズニック『キリンヤガ』
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