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自森人-自由の森学園の人-の読書ブログ
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最近読んだ本
佐藤二雄『テレビとのつきあい方』
あずまきよひこ『よつばと! 8』
(ミステリー・アンソロジー)『殺意の時間割』


『テレビとのつきあい方』は子どもと叔父さんの手紙のやり取りの中で、テレビというものを考えていくものです。テレビは、日本の家庭に深く侵食しています。子どもから老人まで、多くの人が毎日1時間かそれ以上の時間、テレビとつきあっています(パソコンが登場して、少し図式が変わったかもしれないけど)。そして番組の命は、視聴率。正しい報道も、娯楽番組に押されてしまいます。しかも、権力によっていいように利用されてきた、という歴史があります。湾岸戦争のとき、「油まみれの海鳥」、「イラク兵が病院に侵入して赤子を放った」などといった情報が流されました。でもそれは全てウソ。アメリカ軍が流したものだったと分かっています。『戦後史にみるテレビ放送中止事件』ともつながってくるなぁ・・・ どういうふうにテレビとつきあえば間違えないのか。考えてこんでしまいます・・・

マンガ、『よつばと!』はいつ読んでも楽しいです・・・ 自由の森学園の図書館にもいれてほしいなぁ。もしかしてあるのかなぁ。借りられているのかも知れない。自森人の読書日記 よつばと!に感想というか、感想じゃないみたいのが載っています・・

『殺意の時間割』は、いろんなミステリ作家の短編を集めたもの。時間をめぐるミステリを集めたようです。『命の恩人』(赤川次郎)、『Bは爆弾のB』(鯨統一郎)、『水仙の季節』(近藤史恵)、『アリバイ・ジ・アンビバレンス』(西沢保彦)、『天狗と宿題、幼なじみ』(はやみねかおる)の5つの短編が含まれています。どれも面白いけど、鯨統一郎のやつはちょっと・・・という感じかなぁ。


今読んでいる本
ニール・カミンズ『宇宙100の大誤解』
坪内稔典『季語集』
榊原悟『日本絵画のあそび』
泉鏡花『高野聖』(どんどんあとまわしに・・・)
『やられたらやりかえせ 実録 釜ヶ崎・山谷解放闘争』
伊坂幸太郎『魔王』
石川雅之『もやしもん』
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