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自森人-自由の森学園の人-の読書ブログ
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『地球の長い午後』
物語の舞台は未来の地球。膨張しつつある太陽の影響を受け、地球の自転は停止し、昼側の世界では様々な進化をなしとげた凶暴な植物たちが大陸中を埋め尽くすようになります。糸をめぐらし、月に到達した蜘蛛的な植物ツナワタリなども登場。動物はほとんど滅亡寸前であり、人間もかつての知恵を失い、原始的な生活に戻っています。リリヨーに率いられた一団は、次々と仲間を失いつつも、なんとか命をつないでいるのですが・・・

1962年に書かれた、奇想天外なSF小説。

設定がまずぶっ飛んでいます。伝説か神話の世界のようだし、奇想を極めようとしたかのようです。奇怪な進化を遂げた植物が山のように登場します。地球と月を糸で繋いでしまう蜘蛛のような生物ツナワタリ。知恵を貯蓄し、他の生物に取り付く醜悪なキノコ、アミガサダケなどなど。どの生物も印象的。

物語自体も非常に面白いです。原始的な生活の中で、人間はあっさりと殺されていきます。

宇宙の謎が解明される部分には感心しました。ただ少し詰め込みすぎな気がしないでもないです。とはいえ、これだけの分量に様々な要素がぶち込まれているからこそ、物凄いと感じるのかも知れません。

ヒューゴー賞受賞作。


読んだ本
ブライアン・W・オールディス『地球の長い午後』

読んでいる最中
ウィリアム・ギブスン『ニューロマンサー』
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