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自森人-自由の森学園の人-の読書ブログ
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『日本の公安警察』
日本の公安警察のことが綴られています。公安警察のルーツや、主な活動が分かります。『日本の公安警察』によると、公安警察は活動費として約四七〇億円の経費を貰っているのに、詳細を明かしていないそうです。そして、全国を監視し、影響を及ぼしています。しかし、左翼・共産党対策にばかり目を向けていたため、オウム事件などが起こったときには公安警察が全く役に立たなかったそうです。

公安警察は、戦前の特高警察の伝統を引き継いでいるのだそうです。つまり、市民のためではなく、国家体制を維持するために存在している組織ということです。

所謂盗聴法が、警察の活動を拡大させている、ということもわかります。


読んだ本
青木理『日本の公安警察』
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