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自森人-自由の森学園の人-の読書ブログ
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とうとう、短編集『最大の殺人』が読み終わりました・・・ 休み休みだったので、2009/03/08に読み始めて一ヶ月近くかかりました。
『最大の殺人』

森村誠一『紺碧からの音信』は、父を特攻作戦で失い、航空自衛隊のパイロットになった息子と、その母の物語。赤い風船が随所に登場します。蒼空と、赤い風船が対照的だなぁ・・・
結局誰も幸福にならないところが印象的です。

結城昌治『長かった夏』は、あるお婆さんが、私は血のつながっていない娘と孫娘とその夫に殺されようとしている、と告白するところから物語が始まります。しかし、そのお婆さんの被害妄想らしい。
一体全体何がどうなっているのか。その家族の秘密とは?
意外な結末が待ち構えています。

山村美沙『骨の証言』は、息子をサイパンの戦いで失った老人が「娘の遺骨を探して欲しい。費用は自分が持つから」と新聞に投書したところから物語は始まります。それに応じたのは若い女の子。彼女は、サイパンに遊びにいきたいと思っていたのです。
老人からお金をもらい、サイパンへ向かった女の子は真面目に骨探しをやらず、ほとんど遊んで過ごし、適当な骨を持って帰るのですが・・・


今日読んだ本
森村誠一『紺碧からの音信』
結城昌治『長かった夏』
山村美沙『骨の証言』


今読んでいる本
岡嶋二人『なんでも屋大蔵でございます』
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