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自森人-自由の森学園の人-の読書ブログ
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やっぱり僕には、山田詠美の小説は読めないと感じました。
読みやすくて分かりやすいけど、好きにはなれないです。
登場人物たちがみんな一辺倒な性格を押し付けられていて、しかも高校生とは思えないような単純な思考回路、そしてヒーローとやられ役がすっきりと決まっている。理解しやすいけど、人間ってこんなに分かりやすいものだろうか、と思ってしまいました。

「勉強できなくったって、もてれば良い」というそういう考え方も良いと思います。
だけど、「もてない奴は損している、救われない」というふうに言うのでは「勉強できない奴はばかだ、救われない」と言う人たちと同じレベルじゃないか、と僕は思うんだけどなぁ。自分の考えに沿って、人を憐れんだり、見下したりするという点に置いては。




最近読んだ本
山田詠美『ぼくは勉強ができない』

今読んでいる本
プラトン『ソクラテスの弁明・クリトン』
遠山啓『現代数学対話』
飯嶋和一『黄金旅風』


積ん読
坪内稔典『季語集』
川端康成『伊豆の踊り子』
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「ぼくは勉強ができない」山田詠美
新潮文庫の100冊で購入しました。 前からラインナップされてますよね。 私が購入した時は、これが最後の1冊でした。 高校生である、時田秀美(男)の物語。 勉強はできないけど、年上の桃子さんと付き合っている。 家族構成は恋多きオープンな母仁子と、恋に現役な祖父隆一郎の3人家族。 父がいないからと可哀想だと思われる事に嫌悪感を持っている。 正しい事は正しい、間違っている事は間違っている、という自分の意見を曲げる事ができず、友達であっても周囲の意見に賛同できない事に葛藤しているというか、試行錯誤している姿がなんとも微笑ましい。 例え人から何と言われようと、自分を理解してくれる母と祖父がいればいいと、堂々としているところはすごいなーと思った。 確かに大人から見たら、秀美は生意気な子供だと思うだろうなあ。 秀美が小学生の頃を描いた「番外編・眠れる分度器」が好きです。 担任の奥村の秀美を思うように扱えない苛立ちと、小学生の秀美の考え方などが窺えて楽しかった。 仁子がかっこいいお母さんぶりを発揮しているところが見れて、これまた楽しかった。 桃子さんとの恋愛場面も多々出てくるけど、表立って出てこないので、恋愛小説かなと思っていたけど、そうでもなかったかな。 秀美の精神面での成長を追った青春小説でした。 「ぼくは勉強ができない」 山田詠美著 新潮文庫
URL 2008/11/23(Sun)16:24:19
『ぼくは勉強ができない』 山田詠美
これも確か、センター試験で出題されたような気がするのですが。 タイトルが非常におもしろいです。 「ぼくは頭が悪い」と言っているのではないところが、良いです。 「単に学校の勉強ができない」と言っているだけなんだ、と。 主人公の独白で、印象に残っているものがあります。 「しかしね。ぼくは思うのだ。  どんなに成績が良くて、りっぱなことを言えるような人物も、  その人が変な顔で女にもてなかったらずい分と虚しいような気がする」 最近、『人は見た目が9割』と...
URL 2008/11/24(Mon)19:12:53
「ぼくは勉強ができない」山田詠美
ぼくは勉強ができない 山田 詠美 ぼくは確かに成績が悪いよ。でも、勉強よりも素敵で大切なことがいっぱいあると思うんだ―。17歳の時田秀美くんは、サッカー好きの高校生。勉強はできないが、女性にはよくもてる。ショット・バーで働く年上の桃子さんと熱愛中だ。母親と祖父は秀美に理解があるけれど、学校はどこか居心地が悪いのだ。この窮屈さはいったい何なんだ。凛々しい秀美が活躍する元気溌刺な高校生小説。 「ぼくは勉強ができない」「あなたの高尚な悩み」「雑音の順位」「健全な精神」「○をつけよ」「時差ぼけ回復」「賢者の皮むき」「ぼくは勉強ができる」「眠れる分度器」 再読。山田詠美の作品で何回も読み返すくらい好きなのは、ぼくは勉強ができないとか放課後の音符とか蝶々の纏足、晩年の子供なんかの、小学生とか高校生とかが主役の読みやすいやつです。で、これも最初に読んだのは中学生のときで、それから何回か読んでで、また久しぶりに読んでみた。 最初に読んだときは高校生とかものすごく遠く感じたのに気付いたら秀美くんと同い年になってました。時間がたつのははやい…。 しばらく読まないうちにこの作品のイメージが勉強はできないけど、女にもてるからいいんだ、勉強できても女にもてなきゃしかたない、っていうような話だとすっかり思い違いをしてた。最初の「ぼくは勉強ができない」の内容でイメージが固まってしまってた。 でも違うんですよね。読んでてやっぱおもしろいし、何か秀美は等身大の高校生って感じがしてていい。実際こんな子がクラスにいたらホントにもてそう。 先生の言動がおかしいと思えばそれを思うだけじゃなくて行動にも出してしまうというなかなか出来ないこともしちゃうし、女の子が男子に自分をよく見せようと行動するのをちょっとさめた感じで見ています。 年上の恋人桃子さんが昔の恋人と寝たことで、「ぼ...
URL 2008/11/25(Tue)15:12:34
ウェブサイトhttp://jimoren.my.coocan.jp/
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