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自森人-自由の森学園の人-の読書ブログ
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今日は、米澤穂信『氷菓』を読みました。
『氷菓』

米澤穂信のデビュー作にして、〈古典部〉シリーズの第1作目。第五回角川学園小説大賞ヤングミステリー&ホラー部門奨励賞を受賞したそうです。

何事にも消極的な立場をとる「省エネ主義者」を自認する折木奉太郎は、高校に入学した後、外国から手紙をよこす姉の手紙がきっかけで「古典部」に入部。実はこの3年間入部者が皆無だったため潰れかけていたのですが、彼の入部によって古典部は廃部をまぬがれます。

彼は、1人で呑気にしていようと思っていたのですが、些細な謎にも異常な関心を示す少女・千反田えるが入部してきたことで状況は一変。そこへ、奉太郎にとって親友にして宿敵でもある福部里志が加わります。彼らは、古典部伝統の文集『氷菓』の謎と、33年前におきた「ある事件」とは何か、という謎に挑むことになります・・・

面白いです。だけど、なんとなく全体的に地味だなぁ。華がないわけではないのだけど、わざと大きなところははずして、小技で固めているみたいな感じです。そこが特徴的な、良さでもあるんだけど。

米澤穂信の作品の中では、『さよなら妖精』が1番だなぁ・・・ 今のところ。あとは『犬はどこだ』とかも面白い。

読書メモが200を越えました。この調子だと今年の間にどこまでいくだろうか楽しみです。


今日読んだ作品
米澤穂信『氷菓』

今読んでいる作品
菊池寛『日本武将譚』
宮部みゆき『我らが隣人の犯罪』
角田光代『空中庭園』
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