自森人-自由の森学園の人-の読書ブログ
★★★★
作者: 田中芳樹
出版社: 徳間書店
銀河英雄伝説シリーズ全体の感想のページ
門閥貴族に7歳の皇帝を誘拐させてそれを同盟に送り込み、侵攻の糸口をつくった帝国軍の元帥・ラインハルト。すでに事実上銀河帝国の最高権力者となっていた彼は、イゼルローン回廊とフェザーン回廊の両方から同時に同盟領土へ侵入することを計画する。作戦名は、「神々の黄昏(ラグナロック)」。
その計画は見事に成功する。同盟政府は完全に危地へと追い込まれてしまった。それに対して、ラインハルトは、フェザーンにたどり着いた時、兵士らの「皇帝、ばんざい」という叫びに包まれた。彼は、大きな前進を遂げ、銀河系全体の支配へと向かっていく・・・
大きな戦争もあるんだけど、それよりも激しい裏側の政争が印象に残る巻です。これまで三つ巴の中で、お金を握ることで独自の位置を占めていたフェザーンが潰れて、物語は大きく動きます(ルビンスキーも、地球教も潜伏してしまっただけなんだけど)。僕は、1・2巻と10巻の次くらいに、この4巻が面白いのではないか、と思っています。まぁヤンや、ロイエンタールの最期が描かれている別の巻も、それぞれ印象的ではあるからどの巻が面白いかなんて決めらるわけがないんだけど・・・
「ラグナロック」なんて、ありきたりなネーミングになってしまったわけですが。まぁ北欧神話からもってきたわけだから、かぶるのは仕方ない。というよりか、だいたいの場合こちらの作品の方が先で他の作品が後追いになるわけで・・・ まぁ何にしろ格好良いから良いじゃないか、と思います・・・ なんだか言い訳めいているけど。
流浪を余儀なくされる老いた名将・メルカッツが辛そうだなぁ・・・ 本当ならばもっと活躍できたほどの人なはずなのに。ついでに、メルカッツに何も言わずに従う副官シュナイダーが格好良いです。
自森人読書 銀河英雄伝説4 策謀篇
作者: 田中芳樹
出版社: 徳間書店
銀河英雄伝説シリーズ全体の感想のページ
門閥貴族に7歳の皇帝を誘拐させてそれを同盟に送り込み、侵攻の糸口をつくった帝国軍の元帥・ラインハルト。すでに事実上銀河帝国の最高権力者となっていた彼は、イゼルローン回廊とフェザーン回廊の両方から同時に同盟領土へ侵入することを計画する。作戦名は、「神々の黄昏(ラグナロック)」。
その計画は見事に成功する。同盟政府は完全に危地へと追い込まれてしまった。それに対して、ラインハルトは、フェザーンにたどり着いた時、兵士らの「皇帝、ばんざい」という叫びに包まれた。彼は、大きな前進を遂げ、銀河系全体の支配へと向かっていく・・・
大きな戦争もあるんだけど、それよりも激しい裏側の政争が印象に残る巻です。これまで三つ巴の中で、お金を握ることで独自の位置を占めていたフェザーンが潰れて、物語は大きく動きます(ルビンスキーも、地球教も潜伏してしまっただけなんだけど)。僕は、1・2巻と10巻の次くらいに、この4巻が面白いのではないか、と思っています。まぁヤンや、ロイエンタールの最期が描かれている別の巻も、それぞれ印象的ではあるからどの巻が面白いかなんて決めらるわけがないんだけど・・・
「ラグナロック」なんて、ありきたりなネーミングになってしまったわけですが。まぁ北欧神話からもってきたわけだから、かぶるのは仕方ない。というよりか、だいたいの場合こちらの作品の方が先で他の作品が後追いになるわけで・・・ まぁ何にしろ格好良いから良いじゃないか、と思います・・・ なんだか言い訳めいているけど。
流浪を余儀なくされる老いた名将・メルカッツが辛そうだなぁ・・・ 本当ならばもっと活躍できたほどの人なはずなのに。ついでに、メルカッツに何も言わずに従う副官シュナイダーが格好良いです。
自森人読書 銀河英雄伝説4 策謀篇
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