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自森人-自由の森学園の人-の読書ブログ
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★★★★★

著者:  ダグラス・アダムス
出版社: 新潮社

  朝起きるとアーサーの自宅の前にブルドーザーが現れました。バイパス建設に邪魔だからアーサーの家を破壊しようとしていたのです。彼は抵抗しますが、なぜか友であるフォードに連れ出され、酒場へ。そして衝撃的なことを告白されます。フォードは、ベテルギウス人(宇宙人)であり、『銀河ヒッチハイク・ガイド』の遊軍記者として地球に来ていたというのです。そして、もうすぐ地球に最後が訪れるとも聞かされます。その言葉通り、地球はヴォゴン人の船団によってバイパスを作るために消滅させられます。アーサーとフォードは宇宙に放り出され、銀河をヒッチハイクするはめになります・・・

  バカバカしくて不真面目で壮大なSF小説。

  不条理なSF小説を書くことで知られているヴォネガットと似ていますが、こちらの方が哲学的ではなく、もう少しバカっぽいです。意識的に笑わせようとしているのが感じられます。あまり笑えないけど、そのうまく当たらない感じ、ちょっとしらける感じが物凄く良いです。笑いを巻き起こすわけではないのに、面白いジョークというものが世の中にはあるのだなぁ、と感心しました。

  登場人物たちはたいてい変です。というか、むしろ奇人変人しか登場しません。とくに愉快なのは、ロボットのマーヴィン。彼は人嫌いで、その上鬱病。とにかく暗くてブツブツと悲観的なことを呟いているので誰からも避けられます。あとはいちいち口を挟む機械たちもおかしすぎるし、ヴォゴン人イェルツの詩の朗読もおかしい・・・

  そして、時折挟まれる『銀河ヒッチハイク・ガイド』という書物の記述もいちいちおかしいです。本当に奇妙な味。

  最後には、地球が作られた理由まで明かされてしまいます。そして本当の地球の支配者まで登場してしまいます。なんというか、全面的に42。


自森人読書 銀河ヒッチハイク・ガイド
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