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自森人-自由の森学園の人-の読書ブログ
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★★★★

著者:  クリストファー・プリースト
出版社: 国書刊行会

  『限りなき夏』はクリストファー・プリーストの日本オリジナル短編集。『限りなき夏』『青ざめた逍遙』『逃走』『リアルタイム・ワールド』『赤道の時』『火葬』『軌跡の石塚』『ディスチャージ』収録。

  『限りなき夏』
  1903年の夏の日。トマスは愛するセイラに告白しようとします。しかし、その瞬間、凍結者によって彼女は「活人画(タブロー)」にされてしまい、凍結。トマスはいつまでもいつまでも、セイラが動き出すのを待ち続けるのですが・・・ タイムトラベルと恋愛、その2つの題材は非常にマッチするものなのかも知れない、と改めて感じました。最高のSF小説として絶賛する人も多い、『夏への扉』にしてもそうだし(僕は『夏への扉』はそれほど好きではないけど)。

  『青ざめた逍遙』
  幼い少年はフラックス流路を飛び越え、未来に飛び、若い女性にひとめぼれ。その後、少年は何度も未来へ飛び、遠くから彼女を見つめ続け・・・

  『逃走』
  押し寄せる少年たちに囲まれつつ、車を走らせ続ける上院議員は・・・ 不気味な週末を描いた短編。著者のデビュー作。

  『リアルタイム・ワールド』
  惑星に設置されたコロニーの中で様々なことを研究している学者たち。主人公ダンは、彼らに様々なニュースを伝える役目を背負っています。しかし実はその反応をみることが目的で・・・

  『赤道の時』
  この短編から、夢幻群島(ドリーム・アーキペラゴ)シリーズになります。『赤道の時』はその舞台となる世界についての説明。不可思議な渦のことが語られます。

  『火葬』
  叔父の代理として葬式に参加したグライアンは、島の慣習を知らないために怯え、何ごとも起こさないように注意していました。ですが、謎の女性の挑発を受け・・・ スライムという気持ち悪い生物が登場。かなり怖いです。

  『軌跡の石塚』
  主人公は、昔からジェスラという地に住んでいました。ですが、子どもの頃伯母らに会うため荒涼としたシーヴルに何度か赴いたことがありました。今回、親族の遺品を整理してほしいと頼まれたため、女性の警察官とともに何年かぶりにシーヴルへいきます。少し神秘的。

  『ディスチャージ』
  わたしは徴兵から逃れるため夢幻群島へくるのですが、そのとき不意に自分が画家だったことを思い出します。そして触ると画像が溢れてくる絵を描き続けるのですが。少し危なくてやたらとエロいです。


自森人読書 限りなき夏
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