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自森人-自由の森学園の人-の読書ブログ
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★★★★★

著者:  伊坂幸太郎
出版社: 東京創元社

  引っ越してきたばかりの椎名は、アパートの隣人である悪魔めいた長身の美青年から、突然「本屋を襲わないか」と誘われます。なんとなく断れなかった椎名は、なぜだか、本屋から広辞苑を奪う手伝いをすることになり、モデルガンを持って本屋へ向かうことに・・・

  パラパラと散らされたわざとらしいセリフや、個性的な登場人物たちもそれぞれ面白いんだけど、『アヒルと鴨のコインロッカー』最大の仕掛けは物語自体に施されています。現在の物語と過去の物語を同時並行で描いていくのです。そして、謎が解明されていきます。

  ミステリファンからすると、そこのところががちょっと甘い(種がばれやすい)らしいけど、僕は全然気にならなかったです。まぁそんなにたくさんミステリを読んでいるわけじゃないので。

  ラストは本当に鮮やかです。不思議なタイトルの意味。最後になってそれが明らかになります。爽やかだけど重くて悲しい、そんな感じです、多分。そういえばブータン人のドルジの考え方が面白いなぁと感じました。どこまでもゆったりとしていて、日本人みたいなせかせかしたところがない。

  『重力ピエロ』は、ちょっと好きになれなくて(舞城王太郎と比較したのが間違いだった・・・ 全然別のタイプの作家だよなぁ)、しかし、映画を見にいったからと、『『死神の精度』を読んでみてこれは凄いと感じ、この『アヒルと鴨のコインロッカー』で伊坂幸太郎にはまりました。

  第25回吉川英治文学新人賞受賞作。2004年第1回本屋大賞ノミネート作(3位)。すでに映画化もされています。伊坂作品ってほとんど映画化されているよなぁ・・・


自森人読書 アヒルと鴨のコインロッカー
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