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自森人-自由の森学園の人-の読書ブログ
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★★★

著者:  町田康
出版社: 文藝春秋

  短編集。『くっすん大黒』『河原のアパラ』収録。

  『くっすん大黒』
  不意に働くのが嫌になって仕事を捨て、毎日酒を飲んでぶらぶらふらついていたら、妻が去りました。雑然とした部屋の中にはバランスの悪い大黒が一体あって、それが頭を悩ませます。よく倒れるからです。それを捨てるべく家を出るのですが・・・

  『河原のアパラ』
  新入社員の勝手な女性と対立し、罪をなすりつけられてしまい、逃亡するはめになり・・・

  愉快な小説。全てがでたらめ、いきあたりばったりです。そして、妙に歪んだまっさらな人たちが登場します。ユーモアが満載。

  あえて「文学」として造っているわけではないのに、それが文学になっているのだろうところはさすが。生粋の純文学っぽいのだけど、いろんなところで笑えてなかなか良いです。ただ、いかにもねらっているんだな、ということが感じられてしまうところがいまいち。少し飽きてきます。

  小説家・町田康のデビュー作。それまでもパンク歌手として歌ったり、詩集を出したりはしていていたそうですが、『くっすん大黒』で小説界にも登場したわけです。

  第7回bunkamuraドゥマゴ文学賞(選考筒井康隆)、第19回野間文芸新人賞受賞作。


自森人読書 くっすん大黒
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