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自森人-自由の森学園の人-の読書ブログ
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★★

作者:  柳広司
出版社: 理論社

  主人公は、夏目漱石の家に居候している探偵小説好きな書生。彼は、癇癪もちで、世間知らずで、とにかくとぼけた漱石先生に悩まされながらも、彼と彼の家に現れる変人たちと名前のない猫に混じって楽しい毎日を送っていたのですが、おかしな謎がゴロゴロ現れ・・・ 連作短編ミステリ集。『吾輩は猫でない?』『春風影裏に猫が家出する』

  猫にこだわったらしき、事件が5つ起きます。

  愉快な作品です。夏目漱石とその周囲に集まってくる変人達の掛け合いがおかしいです。皆、ちょっとどころじゃない変人さを発揮します。

  でも、夏目漱石の『我輩は猫である』を読んだ後だともっと楽しめます。それにしても『吾輩は猫である』という作品はとにかくいろんな人にいじられ、パロディ作品が書かれているなぁ、と思いました。それだけ『吾輩は猫である』が愛されているということか。

  柳広司は、当時の時事ネタ・出来事をうまくからめていきます。けっこう社会派ではないか。現実離れしたスパイたちを描いた作品『ジョーカー・ゲーム』よりもこちらの方が僕は好きでした。なんというか、作品自体に愛嬌があります。

  理論社ミステリーYA!シリーズ。


自森人読書 漱石先生の事件簿―猫の巻
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