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自森人-自由の森学園の人-の読書ブログ
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★★★★

著者:  斎藤美奈子
出版社: 筑摩書房

  怒涛の738ページ(約5センチ)。延々と書評が続きます。しかし、飽きません。サクサクしていて、読みやすいです。斎藤美奈子は本当に凄い人だと思いました。

  「小説と随筆の本」「文芸評論と日本語の本」「本のある生活」「社会評論と歴史の本」「文化と趣味の本」に分かれていますが、どこから読んでも大丈夫な感じです。どれも面白い。僕は「小説と随筆の本」が一番読んでいて楽しかったです。

  笙野頼子の本をもっと読まなきゃ、と思いました。あとは、姫野カオルコ、石黒達昌、野中柊、田口ランディ、三浦俊彦といった人たちの作品も読んでみたいです。書評の本を読むと、読みたい本がどんどん増えて大変です・・・

  斎藤美奈子は「フェミニズム系の批評家」と言われています。確かにその系統の批評家につながる人なのだろうけど、彼女はフェミニズムのだめな部分もきちりと指摘してみせます。さすがです。そして、「右にも左にも疑問を覚える」と書くようなさめた視点を保持しつつ、実はかなり反権力的なところも格好良いです。まぁフェミニズムの人だから、なのかなぁ。

  読後、大森望・豊崎由美の『文学賞メッタ斬り!』などの方がもっと気軽で、バンバン批判がでてきて面白かったなぁ、と思ってしまいました。斎藤美奈子の方が少し上品、ということか。家に1冊ズデンと置いておきたいけど、絶品かどうかは疑問。


自森人読書 本の本―書評集1994-2007
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