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自森人-自由の森学園の人-の読書ブログ
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★★

著者:  五十嵐貴久
出版社: 双葉社

  1985年、厳しい校則だらけの小金井公園高校の野球部9人は、まじめに野球をすることもなく、遊びまくっていました。しかし、ある日、天才ピッチャーの沢渡が転校してきて野球部を叱咤。それでも野球部はだらけたままでした。しかし、偶然かわいい女の子がマネージャーになったことで野球部は急変、初めて甲子園向けて動き出します・・・・・

  凄く「1985年なんだ」ということを意識させるものが詰め込まれています。ほんとにてんこ盛り。おニャン子クラブのメンバーの中で誰が1番可愛いのか争って野球部同士で殴りあい、「夕やけニャンニャン」があるからって野球の練習を切り上げて早く帰ってしまって・・・ 高校生が、たとえとして持ち出したり、話題にする人間は、とんねるずやらチェッカーズやら菅原文太やら石原裕次郎やらサザンやら、キョンキョン(小泉今日子)やら。そして、野球場では応援席のみんなが、『セーラー服を脱がさないで』を合唱する・・・

  軽くて爽やかな青春小説。テンポが良くて、読みやすいです。しかし、これに★を2つで良いのかと悩みました。もうはっきり言って、ステレオタイプ。楽しいといえば楽しいけど、新鮮味というものは全くありません。あだち充のマンガと同じじゃないか。それでもまぁ読んでいて楽しいんだけど・・・

  あさのあつこの『バッテリー』よりは、まだ青春スポーツ小説として、ノリがあって、野球があるのだから、良いといえるかも知れない。

  読んでいて強く感じたのですが、ホモをやたらと侮蔑的に扱いすぎじゃないか。ふざけをぎりぎり越えていないところに踏みとどまれているといえるのかなぁ・・・ 微妙な気がします。まぁそれは、岡村浩司の主観で語られているのだからしかたないか。いや、でもどうなんだろうか。熱くそれでいて爽やかな青春ものとしては、そういう差別意識丸出しの部分というのは、欠点になる気がするんだけど。

  やっぱり★2つかなぁ・・・


自森人読書 1985年の奇跡
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