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自森人-自由の森学園の人-の読書ブログ
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『十字屋敷のピエロ』
ピエロは物言えぬ傍観者として十字屋敷で巻き起こる事件の一部始終を観察しています。葬式のためオーストラリアから帰ったばかりの竹宮水穂は次々と巻き起こる事件に遭遇し、困惑します。そして、ピエロを追って現れた人形師の悟浄とともに事件について考えるのですが・・・ 竹宮水穂の視点の間に、ピエロの視点がちょこちょこ挟まります。

奇を衒ったミステリ。

登場人物には魅力が感じられないし、会話もつまらないことこの上ありません。とはいえ、ミステリとしてはそれなりに面白いです。ありがちな館ものなのだけど、様々な人間が動き回っているため複雑。その絡み具合が面白いです。

しかも無駄がないです。伏線が上手に張られていて、しかもそれがみごとに収斂していきます。よく考えるなぁ、と感心します。

ラストはじんわりと怖いです。

基本的にコンパクトだし、サクッとしていて読みやすいので時間はとりません。東野圭吾のミステリ小説は軽いところがいいです。


読んだ本
東野圭吾『十字屋敷のピエロ』

読んでいる最中
笙野頼子『タイムスリップ・コンビナート』
ジーン・ウルフ『ケルベロス第五の首』
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東野圭吾『十字屋敷のピエロ』
十字屋敷のピエロ講談社このアイテムの詳細を見る 今回は、東野圭吾『十字屋敷のピエロ』を紹介します。本書は、推理小説ファンには楽しめる作品になっています。誰が犯人かを推理しながら読んでいくといいでしょう。 竹宮産業創始者の女婿である宗彦が何者かに殺害された。傍らには、愛人、三田理恵子の遺体も横たわっている。その前に、宗彦の妻である、頼子が亡くなっている。そのことと、何らかのつながりがあるのか。外部犯行なのか内部犯行なんだろうか。 事件の現場には、必ずピエロがいる。水穂や青江の主観的な分析とは対照的に、...
URL 2011/02/07(Mon)20:16:45
ウェブサイトhttp://jimoren.my.coocan.jp/
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