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自森人-自由の森学園の人-の読書ブログ
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『構造と力―記号論を超えて』はやっぱり、おしゃれだと感じました。軽快に、あるいは軽率に、飛び出していく部分は、とくに心地よいです。そして、愚鈍を笑いながら、非常に細い線の上をかけていきます。ナイーヴと言い換えても良いかもしれません。
『構造と力―記号論を超えて』

しかし、『構造と力―記号論を超えて』をおしゃれだと感じる感性自体が、すでに古臭いものなのではないか、と感じないでもないです。おしゃれという言葉は現在の状況下では意味を持たないかもしれません。

すでに、浅田彰も、ナイーヴな姿勢を完全に保ち続けることはできていないようです。

すでに、一般の「批評家」たちより、爆笑問題の方が、批評家的ということができる気がします。もう文芸評論は終わっている、という言葉も、説得力は持たざるをえないのではないか・・・


読んだ本
浅田彰『構造と力―記号論を超えて』(再読)
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