忍者ブログ
自森人-自由の森学園の人-の読書ブログ
[1837] [1836] [1835] [1834] [1833] [1832] [1831] [1830] [1829] [1828] [1827]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

『構造と力―記号論を超えて』はやっぱり、おしゃれだと感じました。軽快に、あるいは軽率に、飛び出していく部分は、とくに心地よいです。そして、愚鈍を笑いながら、非常に細い線の上をかけていきます。ナイーヴと言い換えても良いかもしれません。
『構造と力―記号論を超えて』

しかし、『構造と力―記号論を超えて』をおしゃれだと感じる感性自体が、すでに古臭いものなのではないか、と感じないでもないです。おしゃれという言葉は現在の状況下では意味を持たないかもしれません。

すでに、浅田彰も、ナイーヴな姿勢を完全に保ち続けることはできていないようです。

すでに、一般の「批評家」たちより、爆笑問題の方が、批評家的ということができる気がします。もう文芸評論は終わっている、という言葉も、説得力は持たざるをえないのではないか・・・


読んだ本
浅田彰『構造と力―記号論を超えて』(再読)
PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
URL
コメント
パスワード Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
ウェブサイトhttp://jimoren.my.coocan.jp/
カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
ブログ内検索
最新CM
[07/03 かおり]
最新TB
バーコード
アクセス解析
Powered by ニンジャブログ  Designed by ゆきぱんだ
Copyright © いろいろメモ(旧・自由の森学園図書館の本棚) All Rights Reserved
忍者ブログ / [PR]