忍者ブログ
自森人-自由の森学園の人-の読書ブログ
[893] [892] [891] [890] [889] [888] [887] [886] [885] [884] [883]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

『熊の敷石』
『熊の敷石』
「私」は仕事のため数年ぶりにフランスを訪ね、旧友ヤンと再会します。そして彼が停泊しているのがアヴランシュだと知り、驚きます。私の仕事は『フランス語辞典』を書いたマクシミリアン=ポール=エミール・リトレの伝記の紹介文と部分訳を作ることであり、アヴランシュはリトレの出身地だったからです。私はヤンと「なんとなく」過ごすうちに、ユダヤ人の苦難の歴史とそれの受け止め方の違いを知り、さらには光を知らない少年とその母カトリーヌに出会います。芥川賞受賞作。

『砂売りが通る』
私は亡き友人の妹とその娘とともに海岸を歩きます。そうして様々なことを思うのですが・・・

『城址にて』
届けられた写真を見ながら、「驚くべき」事件に遭遇したことを思い出します。ユーモアが感じられます。

どれもエッセイのような小説。

なぜか川端康成を連想します。仄かに暗がりの香りが漂うところ、不意にぬっと不気味なものが現れるところが似通っているような感じがするのです。川端康成の方がもっと変態的かも知れないけど。

川上弘美の解説がまた良いです。


今日読んだ本
堀江敏幸『熊の敷石』
堀江敏幸『砂売りが通る』
堀江敏幸『城址にて』


今読んでいる本
三浦俊彦『これは餡パンではない』
PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
URL
コメント
パスワード Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
堀江敏幸の「熊の敷石」を読んだ!
堀江敏幸の「熊の敷石」は、2001年に芥川賞を受賞したときに「文芸春秋」に掲載されたものを読んだ、という記憶があったのですが、今回文庫本で読んでみると、まったく内容の記憶が残っていません。2001年と言えば、今から7年前のことですから忘れることはないと思うので
URL 2010/01/22(Fri)22:16:50
ウェブサイトhttp://jimoren.my.coocan.jp/
カレンダー
07 2019/08 09
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
ブログ内検索
最新CM
[07/03 かおり]
バーコード
アクセス解析
Powered by ニンジャブログ  Designed by ゆきぱんだ
Copyright © いろいろメモ(旧・自由の森学園図書館の本棚) All Rights Reserved
忍者ブログ / [PR]