『日本絵画のあそび』は、平安時代から江戸時代までのいろんな日本の絵画を紹介し、その面白さを紹介したもの。固くなくて読みやすいです。何メートルもある紙にでかでかしと「達磨」の絵を描いた葛飾北斎、米粒に雁や唐人を描いた坂本文仲。「大」「小」のマジックっていろいろあるんだなぁ。
絵から、花が浮いて見えるように、絵と生け花を組み合わせたという工夫をした人がいたり・・・ 達磨を茶化し、遊女に聖性を見出す人がいた、というはなしも面白い。
章【1.誇張と即興/2.「虚」と「実」のはざま/3.対比の妙/4.「右」「左」をめぐって/5.江戸人のユーモア】
今日読んだ本
榊原悟『日本絵画のあそび』
今読んでいる本
プラトン『ソクラテスの弁明・クリトン』
遠山啓『現代数学対話』
飯嶋和一『黄金旅風』
金谷治『孟子』
積ん読
坪内稔典『季語集』
川端康成『伊豆の踊り子』
絵から、花が浮いて見えるように、絵と生け花を組み合わせたという工夫をした人がいたり・・・ 達磨を茶化し、遊女に聖性を見出す人がいた、というはなしも面白い。
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