自森人-自由の森学園の人-の読書ブログ
★★★★★
著者: 太刀掛呂山
出版社: 呂山詩書刊行会
読み物ではありません。タイトルどおりの中身。
漢詩を鑑賞し、読み解くための本ではありません。どういうふうにすれば「漢詩」というものをつくれるのか、ということをきちんと解説したものです。かなり昔の本なので、読みづらい部分がないわけではないけれど、分からないことはありません。もともと太刀掛呂山が、高校生向けにつくったプリントなどを本にまとめたものだそうです。
現在、日本において漢詩をつくろうと思ったならば、『詩語完備だれにもできる漢詩の作り方』を手に取るのが一番良い、といわれています。簡単な作り方の説明がまずあって、その後に詩語が山のように列挙されていてから、初心者でもつくりやすいのです。
というより、初心者用の漢詩の教科書はこれ以外にはほぼ存在しないといっても過言ではありません。他にも何冊かある、といえばあるのだけど、詩語の量が少なかったりしてあまり役に立たないことも多いです。まぁ出しても売れないから、あまりまじめにつくっていないのかも知れません。そうではなくて、密度が濃いとひかれるからかなぁ・・・
それはともかく。
よほどのベテランでもなければ、日本において漢詩を作っている人はたいてい『詩語完備だれにもできる漢詩の作り方』を携帯していると思います。それだけ、『詩語完備だれにもできる漢詩の作り方』は押さえるべきところを押さえた名著、というわけです。普通の人にとっては何の価値もないかも知れないけど、日本で漢詩づくりに励む人間にとっては、拝むべき1冊。
自森人読書 詩語完備 だれにもできる漢詩の作り方
著者: 太刀掛呂山
出版社: 呂山詩書刊行会
読み物ではありません。タイトルどおりの中身。
漢詩を鑑賞し、読み解くための本ではありません。どういうふうにすれば「漢詩」というものをつくれるのか、ということをきちんと解説したものです。かなり昔の本なので、読みづらい部分がないわけではないけれど、分からないことはありません。もともと太刀掛呂山が、高校生向けにつくったプリントなどを本にまとめたものだそうです。
現在、日本において漢詩をつくろうと思ったならば、『詩語完備だれにもできる漢詩の作り方』を手に取るのが一番良い、といわれています。簡単な作り方の説明がまずあって、その後に詩語が山のように列挙されていてから、初心者でもつくりやすいのです。
というより、初心者用の漢詩の教科書はこれ以外にはほぼ存在しないといっても過言ではありません。他にも何冊かある、といえばあるのだけど、詩語の量が少なかったりしてあまり役に立たないことも多いです。まぁ出しても売れないから、あまりまじめにつくっていないのかも知れません。そうではなくて、密度が濃いとひかれるからかなぁ・・・
それはともかく。
よほどのベテランでもなければ、日本において漢詩を作っている人はたいてい『詩語完備だれにもできる漢詩の作り方』を携帯していると思います。それだけ、『詩語完備だれにもできる漢詩の作り方』は押さえるべきところを押さえた名著、というわけです。普通の人にとっては何の価値もないかも知れないけど、日本で漢詩づくりに励む人間にとっては、拝むべき1冊。
自森人読書 詩語完備 だれにもできる漢詩の作り方
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