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自森人-自由の森学園の人-の読書ブログ
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前回の記事(バッテリー)や、自森人にも書いたことがあるけれど、僕は、あさのあつこという作家を好きではありません。というか嫌いです・・・ なぜだか大絶賛されて「読書嫌いな子供に読ませるべき作家だ」とか言う人がいるけれど、そんなことしたらつまらなくて絶対に読書がいやになるって。むしろ、読書嫌いな人にすすめるべきなのは、はやみねかおるの著書だと思います。

どうして、こんなにもあさのあつこという作家は褒められているのだろうか?

不思議でなりません。『バッテリー』なんて面白いのは最初の1巻だけです。あとはもうだらだら、つまらないことを書き続け、「野球」という競技のことなんてそっちのけ、表現の難しい部分も書かずに逃げているようにしか見えません。

森絵都の『DIVE!!』や、佐藤多佳子『一瞬の風になれ』などの作品とは、比べることすらできません。だってそれらの作品は、人間を描き、その上、競技まで描ききっているのに、『バッテリー』は人間を描いてはいるけど、競技(野球)の描写はめちゃくちゃです。見た目は酷似しているけど、実は全然、種類の違うものなのです。

あさのあつこの作品というのは、ほとんどもう「ライトノベル」と同じです。大人は、かわいい女の子の絵が表紙にある「ライトノベル」とかを忌避して、はじっこの方におしやろうとするけど、自分たちの絶賛する『バッテリー』だってそれと大差ないって、分かってないのかなぁ。だから、「『バッテリー』は大人向け萌え小説」だと言ったんだけど。僕は、「ライトノベル」は面白いと思うし、嫌いじゃありません。むしろ、「ライトノベル」の世界には、『バッテリー』なんかより、もっと面白い物語がたくさんあるになぁ・・・


自由の森学園図書館にて、あさのあつこのはなしをしていたのだけど。あさのあつこの本を出版するペースが、気になります。この頃、次から次へと本を出版しているけれど、ほとんど全て、「少年2人の微妙な関係」という同じパターンです。もうだせば売れると踏んで、なんも考えずに、パターン化したものを次から次へとどんどんだしているんじゃないか・・・

それにしても分からない・・・ どうして、あさのあつこは褒められているんだ・・・
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無題
僕ははやみねさんもあさのさんもあまり解かりませんがはやみねさんの方が気になります   どの様な本を書いていらっしゃるのでしょうか
キシ 2008/10/23(Thu) 編集
無題
はやみねかおるは、子供向けのおはなしを書いている人です。元々小学校の教員だったそうです。代表作は、『名探偵夢水清志郎事件ノートシリーズ』、『怪盗クイーンシリーズ』など。小学・中学生にはかなり受けいれられているみたいです。大人が読むと少し物足りないかも知れないけど。
だいち 2008/10/24(Fri) 編集
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