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自森人-自由の森学園の人-の読書ブログ
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昨日、舞城王太郎のデビュー作『煙か土か食い物』を読みました。
やっぱり書きなぐったような、でもしっかりと文章にはなっている文章は凄いなぁ、と思います。読者の頬を殴りつけるような文章というのかなぁ・・・ 読みにくさをねらって書かれている文章のような気がします。それでもそれなりに読ませるところが凄い。
連続主婦殴打生き埋め事件、というよく分からないストーリー、突拍子も無い謎解き、はまっているようでいまいちぴちっとはまらない展開、どれもこれもなんかしっくりこない。それでも、小さな矛盾なんて吹き飛ばしてしまう、全体的な勢いが凄いです。

そういえば、物語が進む間、ずっと血が流れっぱなしだなぁ。次から次へといろんな人の血が流れる・・・ 暴力があふれかえっているし・・・ 壮絶です。

昨日読んだ本
舞城王太郎『煙か土か食い物』

今読んでいる本
小島晋治、丸山松幸『中国近現代史』
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無題
はじめまして、あんごと申します。
先日はトラックバックありがとうございました。
「煙か土か~」勢いのある面白い小説でしたね。
小さな矛盾なんて吹き飛ばしてしまう勢い…同感です!
あんご 2008/11/09(Sun) 編集
無題
はじめまして。こちらこそトラックバックありがとうございます。
本当に凄いです。あの文章の勢い、というか文章の雰囲気というか。
だいち 2008/11/09(Sun) 編集
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