忍者ブログ
自森人-自由の森学園の人-の読書ブログ
[848] [847] [846] [845] [844] [843] [842] [841] [840] [839] [838]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

★★★

著者:  小泉吉宏
出版社: メディアファクトリー

  自由の森学園の図書館には漫画があります。でも、地元の図書館には基本的に、漫画は置いていません(それが当たり前なんだけど)。それなのに、なぜか時々漫画が見つかることもあります。たとえば『タンタンの冒険』とか、『あさきゆめみし』(源氏物語の漫画化)とか。もしかしたら、図書館司書の中にファンがいるのかも知れません。

  『ブッタとシッタカブッタ 1』も、なぜか地元の図書館に置いてあった漫画の1つです。副題は、「こたえはボクにある」というもの。雰囲気はとても軽いです。いろんなことをちょっとずつ深く考えてみよう、みたいな内容。『プチ哲学』などと似ています。こういうような、「ちょっと哲学してみよう!」っていうような本ってこの頃流行っているのかも知れません。

  終始あわてたり、悩んだりしているシッタカブッタと、それを諭すブッタ。まず第1章は、恋に悩むシッタカブッタが登場。読んでいると、とても面白いです。

  「あるがままの自分を認める」というような思想が底にあるように感じられます。東洋的っていうのかなぁ。よく分からないけど。いったいなんだろう、仏教とはまた違うような気がします。仏教っていうのはようするにあらゆる煩悩を捨てよう、ということだから。そうではなくて・・・・・

  「あるがままが良い」っていうのは道教なのかな。いやー、道教は、それはそれでまた違うんじゃないか、という気がします。東洋の哲学や宗教とかじゃなくて、最近考え出された考え方なのかも知れません。まぁ何に分類されるのか、というのは分からないけど中身はとても分かりやすいです。漫画だから字だらけではなくて、まず読みやすいし。


自森人読書 ブッタとシッタカブッタ 1
PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
URL
コメント
パスワード Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
ウェブサイトhttp://jimoren.my.coocan.jp/
カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
ブログ内検索
最新CM
[07/03 かおり]
最新TB
バーコード
アクセス解析
Powered by ニンジャブログ  Designed by ゆきぱんだ
Copyright © いろいろメモ(旧・自由の森学園図書館の本棚) All Rights Reserved
忍者ブログ / [PR]