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自森人-自由の森学園の人-の読書ブログ
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★★

著者:  東野圭吾
出版社: 講談社

  光瑠は、幼い頃から天才的な色彩感覚と知能を持っていた。高校生になると、光を演奏するようになる。光瑠の生む「光楽」は、多くの若者たちを惹きつけ、そして酔わせた。その能力を危険視して潰そう(利用しよう?)とする大人たちの勢力が介入してくるが・・・・・

  今やミステリ作家としてもの凄い人気を誇る東野圭吾が1994年に書いた小説。東野圭吾は、1998年の『秘密』でいろんな賞にノミネートされて最終的には日本推理作家協会賞を受賞し、大ブレイクして、その後は次から次へと作品が映画化されたり、賞をとったりして大ブレイクするわけですが、これはそれ以前の作品です。

  物語としては面白いとは思うんだけど、「超人」が世界を変革していくというあらすじはどうも・・・ 好きになれないなぁ。理屈じゃなくて。全然違うけど、「超人」というとニーチェを思い出すなぁ。「神は死んだ」といったあとに超人が登場するのではなぁ。とかいろいろ思うのですが。まぁそれはどうでもいいや。

  『虹を操る少年』いろいろ考えさせられます。最後の終わり方も絶妙です。


自森人読書 虹を操る少年
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