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自森人-自由の森学園の人-の読書ブログ
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★★★★

著者:  川上健一
出版社: 講談社

  二宮清純というスポーツ評論家の著書の中で引用されていて、面白そうだなぁと思った本です。しかしどこを捜してもみあたらない。もうだめかなぁ、と諦めかけていたら、自由の森学園の図書館に文庫本がありました。案外いろんな本があるんだよなぁ、自由の森学園の図書館って。

  一匹狼の投手・江夏豊の野球人生を(途中までだけど)ずっと追っていったものです。冷静なアナウンスのような文章と、江夏豊自身の独白が交互につながってきます。現在では、ファンから『20世紀最高の投手』とまで絶賛されていますが、当時は、マスコミから徹底的に叩かれていました。「若い礼儀を知らない小僧」というふうに見られたからです。阪神時代、歴代監督との軋轢がクローズアップされて非難され、黒い霧事件に巻き込まれて非難され、巨人に9連覇を許したことを非難され、いろんな失言で非難され、スキャンダルで非難され・・・

  江夏豊は徹底的に叩かれます。それでもぼろぼろの体を薬(痛み止めとかその他いろいろ)でなんとか保って闘い続けるところは凄い、としか言いようがありません。あとになって見てみると、「礼儀を知らない小僧」「傲岸不遜な野郎」でありながら、それと同時に「孤高のエース」だったのだともいえる、ということに気付きます。

  『博士の愛した数式』のなかに登場する博士は、阪神というより江夏豊の熱烈なファンなのですが、その気持ちがよく分かります。江夏豊は凄い人だもんなぁ。


自森人読書 サウスポー魂
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