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自森人-自由の森学園の人-の読書ブログ
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★★★★

作者:  田中芳樹
出版社: 徳間書店

  銀河英雄伝説シリーズ全体の感想のページ

  自由惑星同盟は銀河帝国との戦いに敗北し、事実上隷属国のような状態となりました。そうして宇宙には平和が訪れたかに見えました。しかし、それはつかの間のことに過ぎなかったのです・・・

  帝国の全権大使として同盟にやってきたレンネンカンプ提督は、すでに軍隊を離れたヤン・ウェンリーを監視しました。一方、同盟政府の高官たちもヤンを警戒し、彼を監視します。憧れの年金生活になったはずのヤンは不愉快な気分にさせられました。ですが、彼も辛抱していました。

  そんな中で、レンネンカンプは同盟政府に圧力をかけました。それに屈した同盟政府は、ヤンを不当に拘束し、殺してしまおうと目論見ます。今まで幾度となく自由惑星同盟という国家を救ってきた彼が、その自由惑星同盟のために殺される、という事態になったわけです。

  しかし、ヤンの部下達はそれを黙ってみてはいませんでした。ヤンは、副官フレデリカや、シェーンコップなど白兵戦の得意な『薔薇の騎士連隊』に救出されました。そしてその救出作戦の間に、シェーンコップらは勝手に同盟の最高評議会議長ジョアン・レベロを拉致し、さらには帝国の全権大使レンネンカンプをも拉致してしまっていました。そうして、助かったヤンは仲間を連れ、レンネンカンプを人質にとって同盟の首都を脱出しました・・・

  その一方、銀河帝国では地球教の暗躍がさらに進んでいきます。ラインハルトは、地球に部隊を派遣して地球教を叩き潰そうとしますが・・・

  物語はさらに大きく動いていきます。地球教というものが登場。不気味な存在感を放ちます。今回は、宇宙から地上へと物語が移ります。次はどのように展開していくのか、楽しみになってきます。


自森人読書 銀河英雄伝説6 飛翔篇
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