自森人-自由の森学園の人-の読書ブログ
★★★★★
作者: 岡嶋二人
出版社: 講談社
主人公は、上杉彰彦という男。彼は、「クライン2」という最新鋭の体感ゲームの原作者となり、それのテストプレーヤーにも選ばれます。そして、もう1人のテストプレーヤー・高石梨紗と出会い、彼女と仲良くなるのですが、突然高石梨紗が失踪。上杉彰彦は、ゲーム会社を疑うのですが・・・
途中までは、なかなか面白いけどだからどうしたと言う感じでそこまで凄いとは思わなかったんだけど。最後の最後になって、どきりとさせられました。これが1989年に出版されているというのは結構凄いことでは無いだろうか。
現実と虚構が入り混じって、どちらがどちらなのか分からなくなってしまいます。まさかここまで見事にはまってしまうとは思いませんでした。最後のどんでん返しが、とにかく凄いです。タイトル(「クラインの壺」)自体が答えだってことはだいたい察知していたんだけど、それでも見事に嵌められてしまいました・・・ やられた、という感じです。
岡嶋二人って、なんだか変な名前だから、凝ったメタミステリやアンチミステリを書いているのかなぁ、と思ってこれまで敬遠していたのですが、「岡嶋二人ははずれがない、面白いよ」と聞いたので、読んでみました。そしたら確かにその通りで、とても面白かったです。これから、岡嶋二人の作品をいろいろ読んでいきたいなぁ、と思いました。
でも、もう今出版されている分しか「岡嶋二人の作品」はありません。岡嶋二人っていうのは、1人の小説家の名前ではなくて、井上泉と徳山諄一がコンビを組んだ時のペンネームです。岡嶋二人は、この『クラインの壺』を刊行した後、コンビを解消してしまったので今はいないそうです。残念です。とはいってもまだ未読の作品はたくさんあるので心配することはないか。
自森人読書 クラインの壺
作者: 岡嶋二人
出版社: 講談社
主人公は、上杉彰彦という男。彼は、「クライン2」という最新鋭の体感ゲームの原作者となり、それのテストプレーヤーにも選ばれます。そして、もう1人のテストプレーヤー・高石梨紗と出会い、彼女と仲良くなるのですが、突然高石梨紗が失踪。上杉彰彦は、ゲーム会社を疑うのですが・・・
途中までは、なかなか面白いけどだからどうしたと言う感じでそこまで凄いとは思わなかったんだけど。最後の最後になって、どきりとさせられました。これが1989年に出版されているというのは結構凄いことでは無いだろうか。
現実と虚構が入り混じって、どちらがどちらなのか分からなくなってしまいます。まさかここまで見事にはまってしまうとは思いませんでした。最後のどんでん返しが、とにかく凄いです。タイトル(「クラインの壺」)自体が答えだってことはだいたい察知していたんだけど、それでも見事に嵌められてしまいました・・・ やられた、という感じです。
岡嶋二人って、なんだか変な名前だから、凝ったメタミステリやアンチミステリを書いているのかなぁ、と思ってこれまで敬遠していたのですが、「岡嶋二人ははずれがない、面白いよ」と聞いたので、読んでみました。そしたら確かにその通りで、とても面白かったです。これから、岡嶋二人の作品をいろいろ読んでいきたいなぁ、と思いました。
でも、もう今出版されている分しか「岡嶋二人の作品」はありません。岡嶋二人っていうのは、1人の小説家の名前ではなくて、井上泉と徳山諄一がコンビを組んだ時のペンネームです。岡嶋二人は、この『クラインの壺』を刊行した後、コンビを解消してしまったので今はいないそうです。残念です。とはいってもまだ未読の作品はたくさんあるので心配することはないか。
自森人読書 クラインの壺
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