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自森人-自由の森学園の人-の読書ブログ
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著者:  横山秀夫
出版社: 集英社

  F県警捜査第一課が活躍する短編集。どのような手段を用いててでも、絶対に獲物を落とす鬼のように刑事たちの物語。あまりにも壮絶。これは架空の物語だろう、本物の現場だってここまで荒んではいないだろう、と思わされるほど(警察内部がどうなっているか本当のところは知らないけど)。

  『沈黙のアリバイ』
  一班の班長である朽木が主人公。新入りの刑事島津が「落とした」はずの犯人が、裁判になった途端、完全無罪を主張。犯人は自分にはアリバイがあると言い出します。島津は逃げるようにして辞任。朽木は追い詰められました。さて、彼は犯人のアリバイを暴くことが出来るのか?

  『第三の時効』
  一時的に二班へ行かされた一班の刑事、森と二班の班長、楠見が主人公。容疑者が海外渡航をした場合、その期間だけ時効が延びます。それが「第二の時効」。しかし、楠見は犯人を焙り出すべく、ただ1人で、恐るべき計画を立案し、実行します。「第三の時効」とはいったい何なのか・・・?

  『囚人のジレンマ』
  一班、二班、三班それぞれが抱え持っている事件と、その三つの班を監督する立場にある田畑第一捜査課長の物語。部下が無能であれば苦労を味わい、部下が有能であればもっと大きな苦労を味わうことに・・・ 田畑という人は大変な苦労を背負っているみたいです。

  『密室の抜け穴』
  県北部で白骨死体が発見されます。事件をまかされたのは三班。しかし、事件現場に到着した直後に班長・村瀬が倒れ、班は危機的状況に陥ってしまいました。班を率いる立場にある東出と石上が反目し合ったのです。とはいえ、なんとか容疑者の絞込みには成功し、容疑者を監視していたら、さらに問題が発生。暴対課の顔を立てて刑事3人を捜査に加えたら、監視下で犯人が忽然と消失。警察内はごたごたしまくり・・・

  『ペルソナの微笑』
  隣のV県で、アオ(青酸カリ)によってホームレスが殺されたという情報が入ります。自分の県で、13年前に子どもを利用した残酷な殺人事件が起こったことがありました。それとの関わりを調べるために一班が出動します。

  『モノクロームの反転』
  一家3人が刺殺されます。一班とと三班が出動。事件解決に乗り出すのですが、2つの班は互いにいがみ合い、ひどいことになります。無事事件解決にこぎつけることは出来るのか・・・


自森人読書 第三の時効
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