自森人-自由の森学園の人-の読書ブログ
★★★
著者: 山崎ナオコーラ
出版社: 河出書房新社
39歳の女性教師ユリと、彼女に惹かれた19歳の磯貝みるめ/オレの物語。。ユリの目尻がかわいいと感じるオレが物語を語ります。2人とも不器用で、相手を満足させられているか分からなくて、セックスもうまくなくて、けれどとても仲良くしていたのですが・・・
第41回文藝賞受賞作。芥川賞候補作。絶賛された作品。
強烈な著者名とタイトルに比べて、中身は普通。もっと奇想天外な作品だろうと予想していたのに普通の恋愛小説でした。2人の年齢差もそれほど強調されていないし、とくに新しい工夫もないし。まぁ凄い、と感じる部分はとくになかったです。
だけど、これがデビュー作というのは凄いことかもしれない。たわいない恋愛をそのまま1つの小説にまとめることは、想像以上に困難な作業のような気もします。どういう塩梅にすればぴったりくるか。そこの加減が難しそうです(あんまり悲劇だと煽っても白けるし)。
文章はスカスカ(わざとなのだろうけど)。しかも短いので、とにかく読みやすいです。面白いと思う描写は結構ありました。
全体的に淡白だし、爽やかです。あんまり多くを語らない文章が効果的なのかも知れない。
映画化もされているそうです。
自森人読書 人のセックスを笑うな
著者: 山崎ナオコーラ
出版社: 河出書房新社
39歳の女性教師ユリと、彼女に惹かれた19歳の磯貝みるめ/オレの物語。。ユリの目尻がかわいいと感じるオレが物語を語ります。2人とも不器用で、相手を満足させられているか分からなくて、セックスもうまくなくて、けれどとても仲良くしていたのですが・・・
第41回文藝賞受賞作。芥川賞候補作。絶賛された作品。
強烈な著者名とタイトルに比べて、中身は普通。もっと奇想天外な作品だろうと予想していたのに普通の恋愛小説でした。2人の年齢差もそれほど強調されていないし、とくに新しい工夫もないし。まぁ凄い、と感じる部分はとくになかったです。
だけど、これがデビュー作というのは凄いことかもしれない。たわいない恋愛をそのまま1つの小説にまとめることは、想像以上に困難な作業のような気もします。どういう塩梅にすればぴったりくるか。そこの加減が難しそうです(あんまり悲劇だと煽っても白けるし)。
文章はスカスカ(わざとなのだろうけど)。しかも短いので、とにかく読みやすいです。面白いと思う描写は結構ありました。
全体的に淡白だし、爽やかです。あんまり多くを語らない文章が効果的なのかも知れない。
映画化もされているそうです。
自森人読書 人のセックスを笑うな
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