忍者ブログ
自森人-自由の森学園の人-の読書ブログ
[1499] [1498] [1497] [1496] [1495] [1494] [1493] [1492] [1491] [1490] [1489]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

★★

著者:  恩田陸
出版社: 河出書房新社

  なんだかよく分からないので、何にも期待しないで読みました。何かありそうで何も無い、という恩田陸の見事な技にひっかけられたくないので。

  それなりに面白かったです。それぞれ小説家、音楽家、映画監督になっていった、3人の男女が、自分なりに大学生活を振り返るというもの。彼らどうしには、少しだけ関わりがあります。だけど何かあるか、といえば別にどうということもない関係(蛇が落ちてきた幻覚を一緒に見たとか、そんな感じ)。

  僕はまだ大学に行ったことがないので、そういうものなのかと思いつつ読みました。本書は多分、大学を舞台にした青春小説。

  何かありそうでない、どころか、もうほんと「何もない」です。「大学生活は、無為の4年間だった」って誰かが語るのですが、『ブラザー・サン シスター・ムーン』という作品自体にもその雰囲気が滲み出てきています。読んでも読んでもすーっと抜けていきます。

  ところどころ引っかかる文章や言葉があります。しかし、ふっと気付いたと単にふわっと消えてしまうので、何とも言いようがない。

  なんというか、もう純文学みたいなものです。ストーリーではなくて文章が主体になっているような感じ。決してつまらないことはありません。しかし、恩田陸にはもっと別の方向の作品を書いてほしい、と勝手ながら思ってしまいます・・・


自森人読書 ブラザー・サン シスター・ムーン
PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
URL
コメント
パスワード Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
ウェブサイトhttp://jimoren.my.coocan.jp/
カレンダー
10 2017/11 12
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30
ブログ内検索
最新CM
[07/03 かおり]
バーコード
アクセス解析
Powered by ニンジャブログ  Designed by ゆきぱんだ
Copyright © いろいろメモ(旧・自由の森学園図書館の本棚) All Rights Reserved
忍者ブログ / [PR]