忍者ブログ
自森人-自由の森学園の人-の読書ブログ
[125] [128] [129] [130] [131] [132] [133] [134] [135] [137] [139]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

★★★

著者:  塩野七生
出版社: 新潮社

  11世紀の頃十字軍を繰り出して、イスラム世界を踏みにじったキリスト教。だが歴史はめぐりめぐるもので、今度はイスラム世界に興ったオスマン・トルコがキリスト教世界へと攻め寄せてきます。オスマントルコはまずは、コンスタンティノープルを陥落させました。すると、ロードス島はイスラム世界と、キリスト教世界との戦いの最前線となってしまいました。1522年、大帝スレイマン1世は自ら陣頭指揮を取り、ロードス島攻略戦を開始します。

  島を守るのはヨハネ騎士団。イギリス、フランス、イタリア、スペイン等各国から集まった、信仰のために戦う者たちです。堅固な城をいかして、4ヶ月あまりの間になんと敵兵4万4千人を殺します。けれども最終的にはオスマントルコが城を接収し、ヨハネ騎士団の者達はマルタ島へと去っていきます・・・

  イスラム世界を侵略し、仲間同士で殺し合い、キリスト教世界『最後の砦』であったロードス島へ援軍も送れないキリスト教諸国ってどうなんだろう? と思いました。愚かしいことこの上ない。その一方で、オスマントルコのスレイマン1世はとても紳士的です。ヨーロッパの人から「騎士の中の騎士」といわれたほど優れた人物だったみたいです。この物語の中で、1番かっこ良いのは彼、スレイマン1世だよなぁ、と僕は感じました。君主としても、人間としても。

  僕はローマ(というよりカエサル)びいきの塩野七生という作家があまり好きではないのですが、この物語はすぐに読めました。塩野七生が西洋のローマの素晴らしさ(というか自慢?)を語りだすと、ぼくはどうしても東洋の中国の素晴らしさ(というか自慢・・・)を語りたくなってしまうんだよなぁ・・・ 中国びいきの田中芳樹みたいに。


自森人読書 ロードス島攻防記
PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
URL
コメント
パスワード Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
ウェブサイトhttp://jimoren.my.coocan.jp/
カレンダー
10 2017/11 12
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30
ブログ内検索
最新CM
[07/03 かおり]
バーコード
アクセス解析
Powered by ニンジャブログ  Designed by ゆきぱんだ
Copyright © いろいろメモ(旧・自由の森学園図書館の本棚) All Rights Reserved
忍者ブログ / [PR]