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自森人-自由の森学園の人-の読書ブログ
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★★★

著者:  筑波常治
絵:  坂本玄
出版社: 国土社

  「堂々日本人物史―戦国・幕末編」シリーズのなかの1冊。子ども向けのものです。僕は、偶然地元の図書館にあったこのシリーズを通して日本の戦国・江戸時代の詳しい流れを知るようになりました。なので、このシリーズには愛着があります。

  「天草四郎」という人を始めて知った時、何を思ったか詳しくは覚えていません。だけど、同時期に読んだ白土三平のマンガ『サスケ』シリーズともつながる部分(キリシタンに対する過酷な弾圧)があって、何かいろいろ考えたような覚えがあります。

  天草四郎とは、どういう人かというと・・・
  彼は、江戸時代初期、天草・島原地方に生まれました。イエスと同じように数々の奇跡を起こし、しかも美少年だったため、近隣のキリシタン(キリスト教信者)達から信奉される存在となります。1637年10月、過酷な税のとりたてに苦しんでいた民衆が、一揆を起こしました。その時まだ16,7歳の天草四郎は総大将として民衆を率いることになり、幕府軍と戦いました。一揆軍は、籠城戦を繰り広げ、幕府軍の大攻勢によく耐えるも3カ月あまりで鎮圧され、全滅。天草四郎もその時戦死した、といわます・・・

  島原天草の乱は、江戸時代初期最大の大反乱でした。幕府はその後極度にキリスト教を恐れるようになります。島原天草の乱以後、鎖国政策が徹底されました。

  3万7千人の一揆軍のほとんど全員が殺されたそうです。一揆軍皆殺しとはひどい、と僕は思います。そもそも悪政を行っていたのは、藩主です。民衆はそれに対して抗議しただけで殺されてしまったのです。う~ん、その当時と比べれば今の世の中はましになったのかなぁ、と思います。

  だけど、イラクをアメリカ軍が侵略したということもあるわけだし。一概に昔の方が悪かったとは言えないのかなぁ・・ 空爆とか、いろいろあって戦争の被害者の数が飛躍的に増加しているわけだし。昔より、今の方が大量虐殺が普通に行われている、という見方もありえるかもしれない、と思いました。


自森人読書 天草四郎 「堂々日本人物史―戦国・幕末編」シリーズ
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