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自森人-自由の森学園の人-の読書ブログ
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著者:  八鍬真佐子
出版社: 学陽書房

  『猫のぷいさんひげ日記』は、その名の通り猫のぷいさんの日記。

  ぷいさんの口癖は「プイプイ」というもの。ページをめくっていると愉快な気分になってきます。その日その日のご飯と寝床まで、しっかりと書いてあります。

  ぷいさんは人間とは少しずれたところから世界を眺め、記しています。とはいえ、何かを大仰に語りだすというわけではありません(ひげとしっぽの重要性については、熱く書いているけど)。基本的に、いつでもどこでも呑気にしているし、冷静です。だけど、その呑気さが良い味を出しているというか、いつもカッカしている人間とは大きく異なるのです。

  猫の悟り具合というのは尋常じゃないな、と思わされます。人間を超越している、のかも知れない。とか、猫狂的な感想はやめ、もう少し真面目に感想を書くと・・・

  著者の八鍬真佐子はどこまでもしっかりと猫を観察しているんだろうなぁ、と感じました。そうそうそうなんだ、という場面がたくさんあります。そうそう猫って新聞の上にわざわざのるし、何か箱とかあるとすぐに入るんだよなぁ。なんでだか分からないけど。

  猫って良いなぁ、と感じました。妙に優雅というかゆったりしていて、よく寝て、かと思いきや突然飛び跳ね、遊びだすんだよなぁ。読んでいるとそういう光景が目の前に浮かびます。『猫のぷいさんひげ日記』は、余すところなく(かどうかは断言できないかなぁ)、猫というものを活写した面白い本です。


自森人読書 猫のぷいさんひげ日記
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