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自森人-自由の森学園の人-の読書ブログ
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最近読んだ本
森絵都『ラン』
斎藤英喜『読み替えられた日本神話』



この、2・3日読書のペースと、読書への意欲が薄れています。なんでだろう。眠いからかなぁ・・・

それだけど、森絵都『ラン』は面白いので、1日で読めてしまいました。最初は、なんだかなぁという感じなんだけど、だんだん最後に向けて面白くなっていってもうやめられなかったです。森絵都『カラフル』にも天国というのがちらっとでてきたけど、ほとんど触れられずに終わりました。今回は、主人公が天国らしきところへ自転車をこいで行ってしまう、というのには驚きました。

森絵都の作品は好きなものばかりです。ただ、『風に舞いあがるビニールシート』で直木賞をとったけど、それ以前の作品(『DIVE!』や、『つきのふね』)の方が、僕は好きでした(『風に舞いあがるビニールシート』も、面白いけど・・・)。なので最近、まったく読んでいなかったけど、やっぱり森絵都は面白いなぁ、と思いました。

斎藤英喜『読み替えられた日本神話』は、とても興味深かったです。近代になって、大日本帝国の精神的な支えとされてゆがんでしまった日本の神話。その歴史をたどってみると、実は中世には仏教と融合して、不可思議なものと化していたり、それ以前平安時代にもよく読まれていた、というのは新鮮でした。神話にも、歴史があって、変容があるんだなぁ・・・ 最後らへんに宮崎駿の映画のはなしにまでおよんでいて面白かったです。斎藤英喜は、「もののけ姫」について「自然と科学の対立などという平板なストーリーうんぬん」と評していて、あまり良く思っていないようです。僕は、ジブリの映画の中でもけっこう好きだけどなぁ、「もののけ姫」。

現在、読み途中
ニール・カミンズ『宇宙100の大誤解』
坪内稔典『季語集』
榊原悟『日本絵画のあそび』
泉鏡花『高野聖』(どんどんあとまわしに・・・)
『やられたらやりかえせ 実録 釜ヶ崎・山谷解放闘争』
石川雅之『もやしもん』
アーサー・ビナード詩集『ゴミの日』
とり・みき『時事ネタ』
高橋克彦『北斎殺人事件』
マンガ技法研究会『マンガの描き方 第1巻 キャラクター』
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