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自森人-自由の森学園の人-の読書ブログ
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『優しいサヨクのための嬉遊曲』は島田雅彦の短編集。

『優しいサヨクのための嬉遊曲』
主人公は千鳥姫彦という青年。彼は、反抗期の大学生。大学のサークル活動としてサヨク活動に関わっています。具体的には「社会主義の民主化」を実現するべくソ連の収容所の人たちの状況を改善しようとしています。一方では、美少女みどりに憧れ、彼女のお婿さんになりたいと望んでいるのですが・・・

『カプセルの中の桃太郎』
大学生クルシマは、自分の小さなペニスをいつも庇うようにしています。しかし、いつしか自分を「良い子」にしてしまった世間に対して戦いを挑むべく立ち上がるのですが・・・

『優しいサヨクのための嬉遊曲』は、妄想的な恋愛小説でありながら社会というものと対面するべく若者が奮闘する物語としても読めます。とはいえ、青年が成長したかというとそれは疑問です。ちょっと『不思議の国のアリス』を連想。

ただし、しかし一般に言われるようなイデオロギーではだめだけど、「愛」という一種のゆるいサヨク的なるイデオロギーによって世界に向き合う必要があるというような島田雅彦の主張には少し賛同したくなりました。


今日読んだ本
島田雅彦『優しいサヨクのための嬉遊曲』
島田雅彦『カプセルの中の桃太郎』


今読んでいる本
カール・マルクス、フリードリヒ・エンゲルス『共産党宣言』
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島田雅彦の「優しいサヨクのための嬉遊曲」を読む!
朝日新聞の文芸時評、今までもそうそうたる人が書かれていましたが、島田雅彦の文芸時評は、2004年4月に始まり、つい先日、2006年3月28日で終わりました。朝日の文芸時評は毎回読んでいましたが、実は彼の作品は今まで読んだことがありませんでした。それにしても、テレビでは
URL 2010/01/22(Fri)22:14:36
ウェブサイトhttp://jimoren.my.coocan.jp/
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