自森人-自由の森学園の人-の読書ブログ
電氣人閒というのは、一部の地域でしか語り継がれていない奇怪な都市伝説でした。電氣人閒とは次のようなものなのだそうです。「語ると現れる。人の思考を読む。導体を流れ抜ける。電気で綺麗に人を殺す。かつて旧軍により作られたらしい」。電氣人閒のことをレポートのテーマとして取り上げた女子学生が不審な死を遂げます。いったい何が起こっているのか・・・
捻くれたミステリのようなホラーのような怪奇小説なのかなぁ。
様々な決まりごとを提示し、それを破らないところは本格ミステリのようです。フリーライター詠坂雄二が強引に論理的なオチをつけ、事件を終わらせるところまでは確かにミステリの枠内に収まっています。
ですが、その先にまだトンデモない結末が待ち受けています。様々な設定(語ると現れる。人の思考を読む。導体を流れ抜ける。電気で綺麗に人を殺す」)が巧みに用いられていたということに気付かされます。少しアンフェアではないかとも感じますが、面白いので構わないとも感じます。
詠坂雄二というキャラクターの台詞に注目するとラストがわかってしまいます・・・ メタミステリのよう。
最後の2行がとくに愉快です。
読んだ本
詠坂雄二『電氣人閒の虞』
読んでいる最中
森見登美彦『四畳半神話大系』
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Re:TBありがとうございます
こちらこそありがとうございます!
本当にそうですね。
いやー、『電氣人閒の虞』のラスト2行はなんともいいがたい・・・
本当にそうですね。
いやー、『電氣人閒の虞』のラスト2行はなんともいいがたい・・・
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