自森人-自由の森学園の人-の読書ブログ
『高円寺純情商店街』はなかなか面白かったです。
ねじめ正一自身の少年時代の経験をもとにして、高円寺商店街の日々の風景を描き出した小説。ほのぼのとしていますが、正一少年の小さな不満などもきちりとかかれていてよかったです。共感しました。
しかし、「懐かしく温かい商店街」の風景自体には思いを馳せることができませんでした。過去にはそんな時代もあったのか(少し美化されているにしろ)、と感じだけでした。
彼は江州屋のせがれ。「削りがつをと言えば江州屋」という言葉が示すとおり、彼の家は乾物屋でした。彼は自分の家の家業を少しいやだなと重いながら、でもやっぱりいやだとは言えず、すこし良いかもとも思っているのですが・・・
直木賞受賞作。
今日読んだ本
ねじめ正一『高円寺純情商店街』
今読んでいる本
尾木直樹『「ケータイ時代」を生きるきみへ』
ねじめ正一自身の少年時代の経験をもとにして、高円寺商店街の日々の風景を描き出した小説。ほのぼのとしていますが、正一少年の小さな不満などもきちりとかかれていてよかったです。共感しました。
しかし、「懐かしく温かい商店街」の風景自体には思いを馳せることができませんでした。過去にはそんな時代もあったのか(少し美化されているにしろ)、と感じだけでした。
彼は江州屋のせがれ。「削りがつをと言えば江州屋」という言葉が示すとおり、彼の家は乾物屋でした。彼は自分の家の家業を少しいやだなと重いながら、でもやっぱりいやだとは言えず、すこし良いかもとも思っているのですが・・・
直木賞受賞作。
今日読んだ本
ねじめ正一『高円寺純情商店街』
今読んでいる本
尾木直樹『「ケータイ時代」を生きるきみへ』
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