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自森人-自由の森学園の人-の読書ブログ
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連城三紀彦の著書を初めて読みました。面白かったです。本格ミステリ小説だけど、恋愛小説でもあり、そしてスパイ小説としても読める作品。世界のいろんな都市が登場します(最初は、リオデジャネイロから始まる)。
『黄昏のベルリン』

あらすじ
画家・青木優二は、友達からエルザというドイツ人の女性を紹介され、まもなく抱き合うようになります。そうして親しくなった途端、エルザは衝撃の事実を告げました。「アオキは、第2次世界大戦中、ドイツの強制収容所ガウアーの中で奇跡的な誕生を遂げた赤子かも知れない」。それは事実なのか。青木は真実を追い求め、ヨーロッパに渡ります。
なぜか彼を巡ってネオナチ組織と反ナチス組織が暗闘を繰り広げ、死者まででる事態になります。最終的に、物語の舞台は東西に分裂しているベルリンへとたどり着き、そこで衝撃の事実が明かされることになります・・・

びっくりしました。歴史ものが好きな人間にはたまらない秀作。ページを開くと重厚かつ華麗な文章が押し寄せてきます。改行が全然ありません。少し読みづらいけど、それがそういうような雰囲気を醸し出しています。


今日読んだ本
連城三紀彦『黄昏のベルリン』

今読んでいる本
莫言『酒国』
東野圭吾『魔球』
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