忍者ブログ
自森人-自由の森学園の人-の読書ブログ
[687] [686] [685] [684] [683] [682] [681] [680] [679] [678] [677]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

連城三紀彦の著書を初めて読みました。面白かったです。本格ミステリ小説だけど、恋愛小説でもあり、そしてスパイ小説としても読める作品。世界のいろんな都市が登場します(最初は、リオデジャネイロから始まる)。
『黄昏のベルリン』

あらすじ
画家・青木優二は、友達からエルザというドイツ人の女性を紹介され、まもなく抱き合うようになります。そうして親しくなった途端、エルザは衝撃の事実を告げました。「アオキは、第2次世界大戦中、ドイツの強制収容所ガウアーの中で奇跡的な誕生を遂げた赤子かも知れない」。それは事実なのか。青木は真実を追い求め、ヨーロッパに渡ります。
なぜか彼を巡ってネオナチ組織と反ナチス組織が暗闘を繰り広げ、死者まででる事態になります。最終的に、物語の舞台は東西に分裂しているベルリンへとたどり着き、そこで衝撃の事実が明かされることになります・・・

びっくりしました。歴史ものが好きな人間にはたまらない秀作。ページを開くと重厚かつ華麗な文章が押し寄せてきます。改行が全然ありません。少し読みづらいけど、それがそういうような雰囲気を醸し出しています。


今日読んだ本
連城三紀彦『黄昏のベルリン』

今読んでいる本
莫言『酒国』
東野圭吾『魔球』
PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
URL
コメント
パスワード Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
ウェブサイトhttp://jimoren.my.coocan.jp/
カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
ブログ内検索
最新CM
[07/03 かおり]
最新TB
バーコード
アクセス解析
Powered by ニンジャブログ  Designed by ゆきぱんだ
Copyright © いろいろメモ(旧・自由の森学園図書館の本棚) All Rights Reserved
忍者ブログ / [PR]