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自森人-自由の森学園の人-の読書ブログ
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『凡人として生きるということ』を読んで、押井守という人はつまらない人なのだなぁ、と感じました。というか、好きじゃないです。う~ん、押井守作品を見たことはあまりないのだけど(結局『スカイ・クロラ』も見にいかなかったし)、まぁこんな人の作品ならべつに見なくていいな、と思いました。
そもそも押井守に「凡人として生きるということ」を説教されたくない。押井守はとても凡人とはいえないような人です。だって映画つくって、いっぱいお金稼いで、認められているんだから。特殊なレアケースの成功体験者の人間に、「凡人として生きるということ」を語られても・・・

何にもとらわれないオヤジの方が、社会的な価値観にとらわれてオシャレに走ってそれを個性と取り違える若者よりも、自由なのだ、という主張はわかるんだけど、でもそれはもう若さを取り戻せないオヤジの負け惜しみみたいなものじゃないの? という気がします、残念ながら。

格差を解消すべきという声は、結局全てねたみからだ、格差の解消を訴えるのをつきつめればナチズムになる、というような時代遅れの極論(格差問題ではなく、死者をだすような貧困問題にはなしは進んでいるのに)や、「オレは本音を語る男だ」とかっこつけているところとか、まったく好きになれないです。全部オヤジ視点で、女性を見下しているようなところも好きになれないです。

まぁはっきり言ってしまうなら、論理的でない、というその一点がもっとも問題だと感じます。

まぁ一介の「オヤジ」が好きなことを吠えているというだけのことだから、放って置けばいいのか。

最近読んだ本
押井守『凡人として生きるということ』

今読んでいる本
尾木直樹『思春期の危機をどう見るか』
田中敬三『粘土でにゃにゅにょ 土が命のかたまりになった!』(再読)
小笠原喜康『議論のウソ』(再読)
藤野千夜『少女怪談』(再読)
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押井 守 『凡人として生きるということ 』
映画監督の押井守氏が書いた本ですが、内容的には30歳前後までの若者をターゲットとして書いたものでした。論理よりは情熱で書いた本で、すぐに読めますし、共感する部分もあります。押井氏は若者に対して、現代は言葉が軽く扱われ、世の中にはキャッチフレーズやドグマが溢れている中、それらに惑わされずに、自分で考えて生きることが大事だよ、と語っています。 そして自由というのは「何でもできる(が何もしていない)状態」でなく、「やりたいことをしている状態」と言います。   問題とすべきは「人生の選択を留保していないか」「社会とかかわりを保っているか」の二点だけだ。  映画を見続け、映画を語り続けて、映画に関わり続けた。そしてそのことに飽くことはなかった。これだけが僕のいわば「才能」であって、演出とか脚本とかそういうことについて初めから、特別の才能を持ち合わせていたわけではない。  自分だけの価値観。自分だけの美学。それを磨いて磨いて、どこまでも極めていくうちに、やがてポツリ、ポツリとそれを理解してくれる人が現われ、やがてそれが一つの価値を作り出すことができれば、それこそがオタクの本懐である。 1951年生まれ、団塊の世代の端っことして学生運動の最盛期に高校生であった押井氏は、「革命を声高に叫んでいるのにまったく革命的でない大学生」に対する違和感、現実と向き合わない理念には意味がないという考えを持ち続けてきたといいます。 上に「重し」の世代がいたことが、本書にあるような流されず、しぶとく生きるというスタイルを作ったのかもしれません。 この辺については、山本直樹『レッド』(これについてのエントリはこちら)の第二巻の巻末にある山本直樹と押井守のインタビューで詳しく触れられていますので興味のある方はご一読を。 余談。 本書の中でスタジオジブリのプロデューサーの鈴木敏夫氏(1948年生ま...
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