小笠原喜康『議論のウソ』はとても読み応えがあります。
少年犯罪が増加・凶悪化しているという「ウソ」がまかり通るのはなぜか、ゲーム脳などという非科学的な主張が信奉されるのはなぜか、ケイタイがペースメーカーに悪影響を及ぼすという古い伝説がいまだにはびこっているのはなぜか、短絡的な「ゆとり教育」バッシングが生まれているのはなぜか。
「ウソ」を、色々な資料を用いながら見抜き、論破していくということを教えてくれます。ただしそうはいっても、「ウソ」か、「ウソ」でないか、見分けるのはとても難しいことだ、という親切な「あとがき」までついています。
とても公平で、読者に向かって考えることを働きかける良い本だ、と思いました。
第1章 統計のウソ――ある朝の少年非行のニュース評論から
第2章 権威のウソ――『ゲーム脳の恐怖』から
第3章 時間が作るウソ――携帯電話の悪影響のうつりかわり
第4章 ムード先行のウソ――「ゆとり教育」批判から
第5章 ウソとホントの境――少し長い「あとがき」
昨日読んだ本
小笠原喜康『議論のウソ』(再読)
今読んでいる本
藤野千夜『少女怪談』(再読)
松本清張『点と線』
恩田陸『不連続の世界』
少年犯罪が増加・凶悪化しているという「ウソ」がまかり通るのはなぜか、ゲーム脳などという非科学的な主張が信奉されるのはなぜか、ケイタイがペースメーカーに悪影響を及ぼすという古い伝説がいまだにはびこっているのはなぜか、短絡的な「ゆとり教育」バッシングが生まれているのはなぜか。
「ウソ」を、色々な資料を用いながら見抜き、論破していくということを教えてくれます。ただしそうはいっても、「ウソ」か、「ウソ」でないか、見分けるのはとても難しいことだ、という親切な「あとがき」までついています。
とても公平で、読者に向かって考えることを働きかける良い本だ、と思いました。
第1章 統計のウソ――ある朝の少年非行のニュース評論から
第2章 権威のウソ――『ゲーム脳の恐怖』から
第3章 時間が作るウソ――携帯電話の悪影響のうつりかわり
第4章 ムード先行のウソ――「ゆとり教育」批判から
第5章 ウソとホントの境――少し長い「あとがき」
昨日読んだ本
小笠原喜康『議論のウソ』(再読)
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