自森人-自由の森学園の人-の読書ブログ
今日は、『レディ・ジョーカー 上』 を読んだ後、『倫敦塔』を読みました。
自由の森学園が入試で休みなのでたくさん本が読めます。
小説というか、エッセイというか、やっぱり小説なのか・・・
『倫敦塔』は、作者が留学中にロンドン塔を訪ねたとき、抱いた思いを書いたもの。
幻想文学っぽいような感じで、不思議な感じです。
ロンドン塔では、たくさんの人が処刑されたんだなぁ・・・
物語の中で「余(私)」が幻視した(ように感じる)人物、ジェーン・グレイのことは聞いたことがあります。
ポール・ドラローシュ作『ジェーン・グレイの処刑』という絵を見て知りました。ジェーンは、イギリス王国の女王に即位しながら、反対派の反撃にあって処刑されてしまった悲劇の女性です。その背景には、カトリックとプロテスタントとの激しい対立がありました。宗教っていうのは難しいものだなぁ、と感じます。
ジェーンの次の次の女王にして、イングランドの黄金時代を築いたエリザベス1世も幽閉されたことがある、というはなしを読んだことがあります。そういえば、エリザベス1世の母、アン・ブーリンはロンドン塔で処刑されてしまったんだっけ。
ロンドン塔は、イギリス史のなかに屹立しているのだ、という作者の言葉に頷かされます。
今日読んだ本
夏目漱石『倫敦塔』
今読んでいる本
米澤穂信『さよなら妖精』
夏目漱石『私の個人主義』
高村薫『レディ・ジョーカー 下』
夏目漱石『琴のそら音』
自由の森学園が入試で休みなのでたくさん本が読めます。
小説というか、エッセイというか、やっぱり小説なのか・・・
『倫敦塔』は、作者が留学中にロンドン塔を訪ねたとき、抱いた思いを書いたもの。
幻想文学っぽいような感じで、不思議な感じです。
ロンドン塔では、たくさんの人が処刑されたんだなぁ・・・
物語の中で「余(私)」が幻視した(ように感じる)人物、ジェーン・グレイのことは聞いたことがあります。
ポール・ドラローシュ作『ジェーン・グレイの処刑』という絵を見て知りました。ジェーンは、イギリス王国の女王に即位しながら、反対派の反撃にあって処刑されてしまった悲劇の女性です。その背景には、カトリックとプロテスタントとの激しい対立がありました。宗教っていうのは難しいものだなぁ、と感じます。
ジェーンの次の次の女王にして、イングランドの黄金時代を築いたエリザベス1世も幽閉されたことがある、というはなしを読んだことがあります。そういえば、エリザベス1世の母、アン・ブーリンはロンドン塔で処刑されてしまったんだっけ。
ロンドン塔は、イギリス史のなかに屹立しているのだ、という作者の言葉に頷かされます。
今日読んだ本
夏目漱石『倫敦塔』
今読んでいる本
米澤穂信『さよなら妖精』
夏目漱石『私の個人主義』
高村薫『レディ・ジョーカー 下』
夏目漱石『琴のそら音』
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